利休百会記 霜月11日朝から | wabicyaのブログ

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極侘数寄を目指しています。

侘数寄は心強く大胆にあらねば、道具万ず不如意なる程に、世に有る人と交われば、心劣りせられて肩身つまりて、自ずから茶湯にうとむもの也といいて、ただ胸の覚悟第一ならん(長闇堂記)

⭕️霜月11日朝

備前宰相殿(宇喜田秀家) 小西摂津守行長 住吉屋宗無

四畳半

四方釜 なます 白鳥の汁

しがらき水指 くしあわび めし

木守茶碗 菓子 ふのやき しいたけ

茶入尻ふくら

象牙の茶杓 

閑居の壺

古溪墨蹟 

中村又右衛門 御跡見


⭕️霜月11日昼

天野殿 竹原彦太郎殿

四畳半

四方釜 鮭の焼き物 菜汁

しがらき水指 くろめ めし

茶入しりふくら 引きて 雁の汁

木守茶碗 菓子 ふのやき しい竹

をりため

はしだて


⭕️霜月11日晩

羽与一様 一人

四畳半

四方釜 鮭の焼き物 菜汁

しがらき水指 くろめ めし

肩衝四方盆 菓子 ふのやき しい竹

木守茶碗

ほった水こぼし

尺八(花入)


⭕️霜月12日 石田治部省(三成)殿  佐竹左京大夫殿 万代屋宗安

四畳半

四方釜 くしあわび 雁の汁

宗甫棚 くろめ めし 

薬師堂天目 菓子 ふのやき

ほつた壺に 焼き栗

茶入尻ふくら 

はしだて

しがらき水指

をりため

古溪墨蹟