こんばんは。
ついについに。
行ってきました!歌舞伎座へ
晴れ渡る空の下、沢山の方が訪れていて。
いつも10分くらい前に到着すると、歌舞伎座の前には人が殆どおらず、皆さん中へと入っているんですが。
今日はその時間でもまだ沢山の人が入り口にいて写真を撮っていました。(中に入らないで撮影してるだけの方もいましたが)
皆さんのお目当ては…。
こちら!
團十郎白猿さんと新之助くんのお写真。
公演前は、ここで写真を撮ろうとする人たちの列が出来ていました
そんなお二人がそれぞれ登場する演目『外郎売』と『勧進帳』。
いやはや…。
新之助くんが、凄すぎました
令和元年七月に貴甘坊で登場した時、そして、海老蔵さんが休んで一人で登場した時、それぞれ拝見しましたが…。
やっぱり、当たり前かもしれませんが…全然違いました。
まだ小さくて可愛らしさに溢れていて。
花道に登場すると客席からは「可愛い」の声が漏れ聞こえていた数年前。
今は可愛らしさの中にも凛々しさがあり。
力強いその眼差しが印象的でした。
さらに喋りに関しても違っていて。
あの長台詞をただ喋るのではなく、抑揚をつけて話す。
しかものびやかな声で。
その凄さに客席はもう拍手喝采でした
最初、揚幕の奥から新之助くんの声が聞こえると
「これから出てくるぞ!いよいよだぞ!」という期待感とワクワク感が混じり、ざわつく客席。
そんな中、新之助君が堂々登場すると大きな拍手が送られて。
でも、新之助さんが長台詞を話し始めると、しーんと静まり返り、客席に漂う微かな緊張感。
見事なまでに流暢に喋る新之助くんに、若干前のめりになりながら、皆さん聞き入っていました。
そんな新之助くんを前回は梅玉さんや獅童さん、市蔵さん、児太郎さんが優しい眼差しで見守っていたんですが。
今回は菊五郎さんが…。
まぁ、お優しい表情で
微笑んでらっしゃるように見えました
前回と同じ役で新之助さんの傍にいる市蔵さんもじーっと見つめてらっしゃって。
色んな世代の大人が子供を見守ってあげる。
優しくてあったかい感じがいいな、と
客席も親戚のおばさんおじさんのような感覚で見ていた方、多いんじゃないでしょうか
なんでしょうね。
ほんと、凄いと思うんです、新之助くん。
ご本人はどんな心境なのかはわかりませんが、見ているとすごく楽しそうなんですよね。
広い舞台、沢山の大人に囲まれ、目の前には2000人近いお客さん達がいる中で。
のびのびと溌剌としていて。
歌舞伎が好きで嬉しくてたまらない。
と言った気持ちが溢れているような…。
客席の反応を見ながら間合い等もとっていて。
いやぁ、ほんと、驚くばかり。
2016年の初お目見えから6年が経ち…。
こんなにも素敵に成長した新之助くん。
いや、新之助さん。
なんだか、舞台を見ていて目頭が熱くなってしまいました。
ちなみに。
今日、大向こうさん達の声を聞き、やっぱりいいな、って思いました
でもね。
今回、幕見の端っこにお二人が座っていて。
パーテーションを立てたり、感染対策をしながら声をかけていたんですが。
これならもう少し増やしてもいいんじゃないかなぁ、なんて。
いや、増やしてほしいなぁ、なんて。
席も空いてるし、間隔も空けられるし…。
今回はめでたい月ですし
ぽんぽんぽーんって何人かの方が絶妙なタイミングで声をかけた時のあの感じが個人的には好きなんですよね
って…。
感染対策等で無理なのかもしれませんが…💦
あぁ。
やっぱり見たその日に書くと…興奮冷めやらず、まとまらない上に長くなってしまいますね
失礼いたしました💦
他の演目に関してはまた改めて…。
ではではでは。