何だか、

八代目新之助くん通信(特派員)?(ストーカー)?

みたいですが、


今日の「外郎売」

初日から三日目

まぁ落ち着き度合いが半端ないです。

何に驚くかと申しますと早口は毎回素晴らしいのですが、今日の特筆すべきは「発声法」

簡単に言ってしまえば声が通る

子役の発声法ではなく大人と同じ様に抑揚をつけた台詞を喋らないとこのお役は成立しません

普通の子供なら息が続かなかったりして声が小さくなって行ってしまったり、途中で息継ぎをしてしまうと思うのですが、彼のあの小さな体で

肺活量が半端ないのか?吸った空気を無駄無く使い余裕すら感じます。

僕は息子の小さい時など歌舞伎座の劇場正面の

外を歩いている人に聞こえるくらいのつもりで…

とよく言いました。

これは芝居をする上でも台詞だけでなく

演技を大きく見せる事も意味して言っていました。

今日の八代目新之助くんのお芝居、台詞は

歌舞伎座正面外の人に伝わるくらいの気迫を

感じました。

夜の部では全身に白粉を塗っての福山のかつぎ

寒くなって来たのですごく心配です、

自分は中学生の時に父の助六で福山のかつぎをさせて頂き風邪をひいてしまった過去があるので

余計に心配で、老婆心


明日も素晴らしい八代目新之助くんと舞台に

立てる事を楽しみにしています。