散々会員特典の改悪等で非難されているいきなりステーキだが、緊急事態宣言明けから当方も再度通うのを再開して、ダイヤモンド会員に昇格した。以前は肉マイレージの食べたグラム数でのみダイヤモンド会員になれたが、40回通うだけでダイヤモンド会員になれるようになった。私は40回来店してポイントを貯めたかたちだが、緊急事態宣言の影響もあり、本来であれば半年でリセットされるポイントが1年間と延長されたので、棚から牡丹餅でダイヤモンド会員になれた。

 

来年からは半年でポイントがリセットされ、獲得ポイントが足りていないと、ランクが1段階落ちるので、来年の7月には私はプラチナ会員に落ちるだろう。ちなみに、私の肉マイレージはプラチナ会員には達しているので、プラチナ会員よりは下がらない。半年で40回通うなんて月6回いっても半年で36回だから無理な話だから、ほんと1年スパンにしてほしい。

 

株式会社ペッパーフードサービスの「2021年12月期 第3四半期決算短信」をみると、売上は約245億円から約137億円に落ちている。しかし、本業の儲けを示す営業利益も約37億の赤字から約12億の赤字に縮減。四半期純利益も約33億の赤字から約1.9億の赤字に改善している。不採算店舗の閉店が功を奏したのだろう。

 

ただ一消費者としては「いきなりステーキ」はスタッフの育成に力を入れた方がいいと思う。肉質は幾分改善したと思うが(一時期はほんと酷かった)、緊急事態宣言で接客に不慣れなスタッフが多くオペレーションが良くない。チキンステーキを注文しているのに「レアがオススメ」と言い出したり(チキンの生はあきませんね)、赤ワインのグラスを注文したら「グラスの赤いワイン・・・?」と不思議そうな顔をして、暫くしたらワイングラスではなく普通の水のグラスに入れてくる外国人スタッフとか、結構カオス。

 

それでもプラチナ会員以上はアルコール1杯無料だし、ラージサラダ308円だからコスパいいのよね。肉もチキンステーキはヘルシーだし。ただワイルドステーキとワイルドハンバーグはインジェクション加工をやめたらいいのに。とにかく脂っぽい・・・。いきなり倒産と揶揄されていたが、思ったより延命している。不採算店舗の整理で来年には黒字化もできそうだ。今後の質の向上に期待したい。

 

米ドラマ「殺人を無罪にする方法」が面白いの記事で書いたが、「殺人を無罪にする方法」のファイナルシーズンがNetflixでリリースされ、本日、視聴を完了した。ホントに次が気になり過ぎて一気に観てしまうので、第6シーズンもあるのに一瞬で終わった気がする。もう一回ぐらい記憶を消して再視聴したいぐらい楽しかった。

 

ファイナルシーズンは、序盤の1~2話はテンポが悪い感じがしたが、中盤からは目が離せない。最初のサムの事件がどう絡むのか?ローレルの伏線回収は?黒幕の知事は?とか従前のシーズンからの伏線と、ファイナルシーズンで提示されたアナリーズの葬式やらウェスのシーンなどの新しく張られた伏線がちゃんと最後に回収されて終わる。時間を巻き戻す展開とか、ほんと脚本が天才的。ちゃーんと、ラストのシーンも第1シーズンの冒頭と整合させててよかった。 

 

それにしても、ボニーとフランクのラストはショックだった。。フランクに隠され出生の秘密はほんと暗い。フランクは仕方がないけど、ボニーには幸せになってほしかったなぁ。ほんと親ガチャに外れた2人だったから。ローレルは良いとして、ガブリエルは最後あれでよかったのかな?コナーとオリバーは結局ハッピーエンドだけど、向上心の強いミカエラは仲たがいしたままみたいのラストはあれはあれでよかったかな(黒人女性が成り上がることの困難性を象徴している?)。アッシャーは本人よりご家族の方がなんか気の毒でした。 

 

たくさん人が亡くなったドラマなので、ファイナルシーズンで提示された、自分の葬式に誰が来て、どんな思いを馳せてくれるのだろうか、という問いかけはすごい響いてきた。マイノリティへの差別、米国社会にはびこる不公平、それに立ち向かう主人公というのには胸が熱くなるが、そんな主人公も暗い過去があってアル中というのがリアルである。

 

弁護士ドラマでいうと、「スーツ」はまさかの主人公2名が後半のシーズンで降板するし、「グッドワイフ」はギャラの折り合いが合わずに主要キャラ降板からのグダグダの展開で、ラストは訳が分からないまま、スピンオフに突っ込む迷走っぷり。これらに比べるとほんと本作はちゃんと伏線回収して終わってくれてよかった。名シリーズだと思う。脚本がすごいし、アナリーズ役のヴィオラ・デイヴィスの演技も凄過ぎ。ちなみに、ヴィオラ・デイヴィスは、アカデミー賞・エミー賞・トニー賞を受賞した三冠王。キラキラのエリート弁護士ドラマとは一線を画する迫力が本作にはある。 

 

これで終わりだと思うと切ないが、年の瀬に観終わってよかった。気持ちよく年を越せそう。

 

先月受験した美術検定3級に無事に合格していました。

 

旅行などした際は美術館巡りが趣味なので基礎知識の強化のために受験しました。思いのほか美術史の通史を学ぶには良い試験でした。ただ美術館行くだけだと、好きな作品に偏るのですが、試験を受けるというと、一応通して勉強するので、視野が広がります。どうでもいいのですが、合格確認がかなり面倒でした。もうちょっと分かりやすくならないものでしょうかね。来年は美術検定2級も受けてみようかなと思います。

 

ちなみに勉強法ですが、問題集を一通りやって、公式テキストもざっと見ておけばだいたい合格できるレベルです。ちなみに、公式テキストの写真付きの絵画が主に問題でも出題されていますので要チェックです。落とす試験ではないので、15~20時間も勉強すれば合格圏内だと思います。

 

 

 

 

 

10月にワイン検定ブロンズクラスに合格したが、先月はシルバークラスを受験して無事に合格しました。

ワイン検定ブロンズクラスに合格しました。認定カードとバッジが届きました。

 

シルバークラスになるとテキストも分厚いし、地理問題とかも出てくるので、テキスト最初みたときは「これ全部覚えるの・・・?」って感じでしたが、3択問題だし事前の講習会で出るところをある程度教えてくれるので余裕の合格でした。ブロンズは100%合格するみたいだし、シルバークラスもほとんど落ちる人いないと思います。あくまでワインを楽しむための民間資格ですね。シルバークラスになると新世界のワイン(南アフリカ・アルゼンチン・チリとか)もやるので知識の幅は広がりますのでおすすめ。

 

ソムリエは飲食店勤務者向けの資格であるが、ワイン好き向けにワインエキスパートの資格がある。これから2~3年はいろいろ取りたい資格があるので無理だが、落ち着いたらワインエキスパートの資格を取りたい。

 

 

経済学者の猪木武徳氏の「社会思想としてのクラシック音楽」を読了。猪木武徳氏は、経済学者として長らく阪大で教えるかたわら、サントリー学芸賞・日経・経済図書文化賞、石橋湛山賞などを受賞している文筆家でもある。クラシック音楽にも造詣が深いらしく、連載記事をまとめるかたちで本書を執筆したようだ。

 

「神」に曲を捧げたバッハ、「貴族」のために曲を書いたハイドン、「パトロン」を失ってから傑作を連発したモーツァルト、「革命」の足音を聞きながら作曲したベートーヴェン、「大衆」を酔わせたワーグナー、「民族」を意識したヤナーチェク、そして、「独裁者」に頌歌を要求されたショスタコーヴィチ。クラシック音楽を思想史から見つめなおして、彼らが見事に捉えていた政治と経済の構造変化から、近代社会の光と影を浮かび上がらせている。

 

ただ申し訳ないが、やはりクラシック音楽は猪木先生の専門領域ではないのと、連載記事のまとめに過ぎないので、議論が散漫で、何を言いたいのかよく分からない。いままでため込んだ蘊蓄と自己の専門領域との類推の域を出ない。正直、何度も前半で読むのを挫折しそうになった。一応読了はしたが、議論に深みがないので、記憶にほとんど何も残っていない。

 

音楽史的にみるとほとんど既知の話であり、タイトルにもなっている社会思想と音楽の関係性についても類推的な言及だけで特に発展性がない。著者の知名度で売ろうというのが出版社の思惑だろうが、若手のクラシック音楽専門家に執筆のチャンスを与えた方が有益だと思う。

 

そもそも著者の認識が古い。「独りで自室にこもって、高級オーディオセットで再生された音楽を楽しむことがほとんど常態と化した」と書いているが、一昔前の話だろう。現在のクラシック音楽を取り巻く環境の変化は、Youtubeなどのネットメディアを通した視聴空間の多様化と拡大であろう。また、人気を得た音楽家のコンサートチケットはなかなか手に入らないので、著者の認識は逆である。多くの人はネットで気軽に楽しめるが、結局、リアルを求めるようになっているのである。家電量販店にいけばわかるが、高級オーディオセット売り場は閑古鳥で、売れているのはBluetooth対応イヤホンである。

 

デモクラシーとクラシック音楽の関係性を論じるのであれば、いまやインターネットとクラシック音楽の議論をも射程に含めなければ片手落ちである。また、最近の進化心理学・神経経済学などの研究成果を踏まえていないので、昔の議論を敷衍しただけの古風な主張に感じられる。そこらへんを論じるのは、やはり高齢の学者には難しい。出版業界は大御所が居座るが、若手研究者に執筆の機会を譲らなければ、若手が育たずこのままでは業界ごと衰退の一途である。この本を読むなら、普通にすでに出版済みの本を読んだ方がよほど有益。