来月からコンサル業界で働くわけであるが、コンサル業界についてよくわからないので、有名どこをちょっと調べてみた ← 調べてから受けろって話ですが。

 

経営戦略・新規事業戦略・M&A戦略などトップテーマを扱うファームが、戦略系のファームで有名なのが4つ。

・マッキンゼー・アンド・カンパニー
・ボストン コンサルティング グループ
・ベイン・アンド・カンパニー
・A.T. カーニー

⇒ キャリア官僚になった友達はこのクラスのインターンシップに行っていた。半数が東大で、その他に早稲田&慶應(上位学部の上位学生)や京大・一橋が並んでおり、勝手なイメージですが、一番エリートっぽいコンサルですね。

 

課題解決の提案、システム開発・導入など、IT技術を駆使したコンサルをやっているのがITコンサル。

・日本IBM
・アクセンチュア
・NTTデータ
・ワークスアプリケーションズ
・フューチャーアーキテクト

⇒ 友達が何人か行っている。アクセンチュアはITなのか総合系は微妙だが、一応IT系と言われることが多い。この業界に行った友達は多い。日本IBMは英語が厳しめのようです。

 

戦略からITまで幅広く手掛けているのが総合系。世界的な元会計ファームの”BiG 4”と呼ばれるところが主。

・デロイトトーマツコンサルティング
・PwCコンサルティング
・KPMGコンサルティング
・EYアドバイザリー・アンド・コ ンサルティング

⇒ BIG 4(上から4つ)は英語がどこも厳しめ。海外の本社があって、日本は支社という感じではなく、メンバーファーム(ライセンス料を払ってその名称を使わせてもらっている)が多い。
 

公的機関からの委託で調査・研究・分析を行うシンクタンク系。

・三菱UFJリサーチ&コンサルティング
・日本総合研究所
・野村総合研究所
・富士通総研
・みずほ総合研究所

⇒ このコンサルに行った人は知りませんが、行政系の案件が多くお堅いイメージですね。

 

中小企業への経営支援を行っている中小企業コンサル。

・船井総研
・山田ビジネス リブ・コンサルティング
・りそな総研

⇒ こちらもよくわかりませんが、中小企業診断士とかの資格持っている人が飛び込んでいるイメージがあります。中小企業案件でチマチマした案件も多く、薄利多売なコンサルな気がします(あくまで私のイメージです)。

 

組織・人事系の支援を行っているコンサル。

・リンクアンドモチベーション
・日本能率協会コンサルティング
・リクルートマネジメントソリューションズ
・パーソル総合研究所

⇒ 前の会社の同期がこの業界に飛び込んでましたが、リクルートとかパーソルとか、あんまりエリート感がない感じがします。ITや財務会計のように専門性も高くないので仕方がないでしょうか。

 

あと、コンサル業界の友達に話聞きましたが、最近は人手不足なので、トップファームを除くと、「アップ or アウト or ステイ」で、最近はステイできるらしいです。評価はシビアですが、働きやすく、給与水準も全体的に高いようです。コンサル業界は全体的に院卒率・留学経験者比率も高いのも特徴のようです。いまいちまだ業界の知識などもないのですが、徐々に勉強していきたいと思います。

 

 

日本には天皇がいる。世界の独立国家のうち、王室を有するのは27の国に過ぎない。国連加盟国の13%に過ぎない。世界に存在する王室から世界を読み解くのが本書である。欧州の王室に関する記述が多く、その後、アジア・中東・アフリカ・アメリカについて駆け足でみていく。

 

ヨーロッパは「血統」こそが重要であり、ハプスブルク家が良い例だが、政略結婚を繰り返し勢力を拡大した。スペインはもともとハプスブルク家だったが、近親相姦を繰り返して王家が断絶し、フランス系のブルボン家の王朝になって現在も続いている。そのフランスは、フランス革命で王・王妃を、ギロチンにかけて処刑、彼らの子供のルイ17世は名目上は王位を継いだが、幽閉され虐待の挙句に病死した。イタリアはリソルジメントで国家が統一されて王国になったが、1946年の国民投票でファシストに協力して国民の支持を喪失した国王は廃位され、共和制に移行した。スウェーデン・オランダで王室が残っているが、政治的な妥協の産物でしかない。現在のスウェーデン王など、ナポレオン配下の平民・兵卒の成り上がりであり、おまけにスウェーデンとは何の縁もゆかりもない。欧州の王室は、相続争いや土地の奪い合いを制した者の子孫に過ぎない。

 

日本の天皇は、武家政権が成立したことで政治的実権を奪われたが、その結果、政治的な権威として存続した。島国という地政学的な有利性と、適度に広く豊かな国土ゆえに強国であったがゆえに、他国による侵略を受けずにきたことも幸いした。結果的に現存する王朝としては最も長きにわたる王朝である。天皇は日本国の統合のための記号に過ぎないし、日本国統治の機関に過ぎないが、それと同時に日本国の精神的支柱であることに疑いはない。2000年以上の歴史を有する天皇家を廃して、共和制国家に転換することは国民感情が許さないだろう。

 

ヨーロッパの王朝は血統が重要だが、アジアの王朝は「易姓革命」を特徴とする。「天命を革む」と書いて「革命」であるが、中国ではある王朝が徳を失ったとき、天が見切りをつけて、王朝が革むのだ。中国では、王朝が幾度も移り変わるが、天が見放した前王朝の正当性はことごとく否定されるために、歴史が改竄される。結局、中国は共産化して、王朝は消え去った。個人的に思うに、習主席は長期政権化し、王朝のようになっているが、長期的には民意を失って易姓革命により、共産政権は滅びるのではないかと思う。

 

中国の劣化コピーである朝鮮も同じ理屈で、歴史の改竄が行われる。その伝統はいまでも健在で、韓国では大統領が代わるたびに前政権の正当性が否定されるので、国家の方針に一貫性がなく外交及び内政ともに滅茶苦茶になっている。朝鮮にも王はいたが、朝鮮半島は中国からすれば属国というより属地のようなものだった。それゆえ、李氏朝鮮の王は、”陛下”ではなく、格下の”殿下”に過ぎなかった。最近でも、中国政府は、韓国を格下扱いし冷遇しているが(韓国特使が主席との対面の際に下座に座らされる等)、これには歴史的背景があるのだ。一方、ベトナムは適宜、中国の冊封に入りつつも、中国は北朝、ベトナムは南朝として対等を主張した。中国が皇帝を称したので、対等であるベトナムの君主も”皇帝”を称したのは必然だった。しかし、ベトナムは阮朝を最後に王朝は断絶してしまうのだが。

 

ネパールは「 ネパール王族殺害事件」を機にギャネンドラ国王が即位するも、議会・内閣を停止するなどして政治的に混乱し、2008年に王は退位し連邦制に移行した。ブータンは幸せの国のイメージがあるが、犯罪率は高いし、アルコール中毒も多いし、民族浄化の一環で大量の難民を発生させている。幸福な国とのイメージとは裏腹に、ブータンは混迷しているのが実際である。日本人は天皇家のイメージゆえに、君主制は平和で繁栄の印象が強いが、然様の国は数少ない。欧州では他国の王朝が自国の王朝を乗っ取ることはよくある話だし、君主が暴走して支持を得られずに廃位されることも多い。アフリカでは王朝は列強に蹂躙された結果、現存する王朝は3つのみであり、南米にあった強国もスペイン・ポルトガルに滅ぼされて植民地化されて滅茶苦茶になった。その点、世界でも有数の治安が良く文化水準の高い経済大国であり、2000年にも渡り1つの王朝が連綿と続く日本は極めて稀有な国である。日本人は国際関係に疎いといわれるが、日本は良い意味で標準的な国ではないと知ることが、国際情勢を理解する一歩だろう。

 

王朝という切り口から世界史をみる良書だった。若干、記述に偏りがあるが、一読の価値はあると思う。

最近、本は電子書籍で購入するようにして、また物理的に本を購入しても、ちまちま本は処分しているが、今回、本格的に本を断捨離することにした。2016年にも「本を断捨離」という記事で実行しているが、再度本格的に実行することにした。前回捨てなかった本のうちで読み返した本があるかといえばNOであり、また、重要そうな本は全てブログで記事にしているので、読み返すかもしれない日のためにスペースをとって本を保管するメリットがないと判断した。英語の勉強系の本についても、いつかやり直すかもと思って保管しておいたが、やらないので数年間手を付けていない本は処分する。勉強系の本も消耗品・消費物であり、どんどん捨てることにした。小さい本棚があるが、こちらを処分できるほどに処分する予定である。

 

 

東大助手からマッキンゼーを経て京大教授の本。2011年出版の本だが、某Youtuberがオススメしたので読んでみた。

 

2011年出版であり、まだアベノミクスの前、民主党政権という”悪夢の時期”に出版された本なので、なんかどことなく諦念というか悲観的な論調が目立つ。本書を読んであらためて驚いたが、8年前は有効求人倍率0.5倍だった。いまの景気は、安倍政権さまさまである。いまでこそ人手不足、好景気とうかれているが、しかし、いつまた不景気になるか分からない。好景気のいまだからこそ、特に学生や新卒社会人は身を引き締める意味でも本書を読むべきである。分厚そうだが、読みやすくて結構さらりと短時間で読めてしまう。

 

結局、社会経済環境の変化が速くなっており、それに伴い企業も短命化しており、日本型の終身雇用モデルは終焉を迎えている。日本的な会社にしがみつく生き方はリスクが高いという。高学歴もコモディティ化し、かつてはプラチナだった資格も陳腐化している。むき出しの資本主義の時代になっているというのはその通りであろう。大企業は若手人材を使い捨てしており、銀行のような企業に入れれば安泰という時代ではない。地銀はあと5年で7割が本業で赤字に転落と予測されているし、メガバンクも大リストラを計画しており、採用数も減らす予定と報道されている。有名企業はブランドで人を集めるが、大量採用・大量バイバイという企業も多く、数年でふるいにかけられて淘汰される。一握りの出世した金融マンをみて、金融業界に漠然と憧れる人は、「生存バイアス」を理解できていない - ちょっと才能があるぐらいでプロ野球選手を目指してしまうのとレベルが同じである。公務員は安泰のイメージがあるが、財政破綻が危ぶまれる自治体も多く、今後も安泰である保証などどこにもない。20年前は新聞社はエリートの就職先だったがいまや凋落の極みであり、10年前はテレビ局は花形の就職先だったがフジテレビが営業赤字を出す始末である。本書が指摘するように弁護士のような資格も飽和になり、資格を取れたから生き残れる時代ではない。


ただ、著者のいうソリューションは抽象的であり、具体性がない。結局のところ、キャリアについて賢い投資家になろうということだが、東大卒で東大助手を経てマッキンゼーを経て京大教授になれたエリートの著者だからこそ言える話であって、結局、「一般ピーポーはどうすりゃいいいの?」という疑問が浮かぶ。あくまで上位の大学生向けの本ということだろう。著者の良心で露骨には書いていないが、要はそんなことすら考えられない大半の人は単純作業(マックジョブ)に甘んじることになるということだろう。有名大学を卒業して大企業に入れれば安泰という時代は終焉し、個々人がそれぞれ生き残れる技能とフィールドを見つけていく時代に突入したという事実を知ること自体が重要なのかもしれない。しかし、これは悲観的なことではなく、学歴・社歴などのヒエラルキーが流動化しており、市場で生き残れるような人材にとってはチャンスでもある。当方も身の振り方をよく考えていきたい。大人虎変である。

転職先も一応は決まったので、気になっていた本をいくつか読書。

 

コンサルの歴史について概観するには良書。ただ100年史と銘打つ割には、途中からコンサル経験者のインタビュー記事になっている。マッキンゼーがコンサルの黎明期において重要な役割を果たし、マッキンゼーを中心に戦略ファームが誕生。その後、IT系・会計系のコンサルも登場し、混戦という状況らしい。

 

新卒が読むような本だが、社会人2~3年目の人も読んでみて損はない。コンサルタントが学ぶべきというより、社会人として当然の心構えがコンパクトにわかりやすくかかれている。言われてみると出来ていなかったなぁということも多く耳が痛い。個人的にはもっと大らかに気楽に生きたいと思ってしまう。

 

ビジネス関連の良書50冊をダイジェストで紹介している一冊。紹介されている本は、有名どころなので名前ぐらいは知っておきたいものばかり。常識としていくつかピックアップして読んでおくといいと思う。ただ著者はMBAを取得しているわけでもないので、ただのホント読書案内。MBA取得者が本書に紹介されているような本を読んでいるのかは謎。ダイジェストにいろんな本のラフな内容を知るには良書。

 

マッキンゼーの支社長やUCLA・スタンフォードで教授を務めた大前研一の名著である。早大を経て、東工大で修士、MITで博士号を取っていたとは知らなかった。結構古い本だが、いまだに売れているというか驚かされる。戦略的思考とはこういうものかと分かるのと当時に、次元が違うと感じる。