このブログでは、

ぼくの幼少期の頃の話を

振り返って書いています。

 

じろう … ぼく、親ガチャ失敗の人生を

    幼少期から歩んでいる。

 

父 … ギャンブル依存の多重債務者

 

母 … ヒステリックな強迫症、

   のちに、超教育ママ

 

はじめから

 

 

前回:

不登校で一番みじめな

気持ちになる朝、

じろう青年(ぼく)が

思っていたことを書きました。

 

 

 

朝が怖いのは自分が

みじめだからという

理由だけでは

無いです。

 

 

 

じろう家の場合、

朝にはモンスターが現れます。

 

 

 

朝、ベッドで横になっていると
ドンドンドンドン!という

足音が部屋に近づいてきます。



布団に潜って寝ていても

この音を聞くと
ぱっと目が覚めます。

 

 

 

心臓は体全体が

脈打つほどドキドキして、
体がじっとり冷や汗?脂汗?を

かきます。



バンバンバン!!!
バンバンバン!!!




きた…!!

ああ、母親が部屋の

ドアを殴ってる。



ぼくはいつも
「今日はこのままどこかに
いってくれますように」
と願います。



運がいい日はとくに
何事もなく母はどこかへ
行きます。



運が悪い日は
ガチャ!っとドアを開けて




「さっさと起きろよ!!
いつまで寝てんだよ!!!」




と怒鳴りながら布団をはがされます。

 

 

 

夏は隠れられる

かけ布団が無くて

逃げ場がありません。

 

 

 

冬なんかは

布団をはがされると

すごく寒いんです。




それでも何も言わないと

そのうち母はいなくなります。

 

 

 

僕にできることは

母がいなくなるまで

ベッドでうずくまって

嵐が過ぎるのを待つことだけ。



母と会話はしません。

 

 

 

だって言っても

何も変わらないから。

 

 

 

ただ

学校へ行け

なんで行かないんだ

お前はどうしてそうなんだ

と言われるだけです。

 

 

 

まともな人間同士の

会話にならないから

僕は母との会話は

諦めました。

 

 

 

無気力に何をやるでもなく

ただ布団で横になって

人生を無駄遣いしてる

という思いだけが大きくなります。

 

 

 

学校を休めば休むほど、

また行くのが怖い。

 

 

 

勉強がどこまで行ってるか

わからない。

 

 

テストでどんなひどい点数を

とってしまうかわからない。

 

 

 

それを見て友達にどう思われるか、

親に、先生になんて言われるか

わからない。

 

 

 

そんな風にいろんな怖さから

逃げているうちに、気づけば

高校1年生は終わっていました。

 

 

 

→続く

 

フォローしてね