このブログでは、

ぼくの幼少期の頃の話を

振り返って書いています。

 

じろう … ぼく、親ガチャ失敗の人生を

    幼少期から歩んでいる。

 

父 … ギャンブル依存の多重債務者

 

母 … ヒステリックな強迫症、

   のちに、超教育ママ

 

 


「あんたはどっちに
ついてくんのよ!!??」




「・・・・・・・」

 

 


これが幼稚園児の
ぼくの一番苦痛だった

瞬間です。

 

 

 

今はこんなことすると

虐待だなんだと

問題になりますが、

 

 

 

昭和から平成に

時代が変わる頃、

これはただの

夫婦ゲンカでした。

 

 

 

夫婦ゲンカが始まると

ぼくはいつも真っ暗な

隣の部屋で布団に潜り、

 

 

 

じろう(ぼく)

「神様このケンカを

早く終わらせてください」

 

 

 

と泣きながら

願っていました。

 

 

 

そんな願いも叶わず、

ケンカが長引くこともあれば、

 

 

 

隣でものを投げるような音や

どちらかがどちらかに

手を上げているような音が

聞こえることもありました。

 

 

 

 

突然ガラッと

扉が開いたときが

一番最悪で、

 

 

 

その後は

ぼくが潜っている布団を

剥がされ冒頭のシーン、

 

 

 

「あんたはどっちに

ついてくんの!!??」

 

 

 

が始まることもありました。

 

 

 

 

母を選べば母は満足ですが、

父とは一生離れ離れになると

思っていたし、

 

 

 

 

父を選べば母に

 

 

 

「お父さんがいいならあっち行きなよ!

もう一生あんたとは口をきかない!」

 

 

 

 

と言われます。

 

 

 

幼稚園児が

親に見捨てられる恐怖は

例えようもなく、

 

 

 

自分が選ばなかった方が

どんな気持ちになるかを

考えたら・・・・・・

 

 

 

そんな重い決断を

幼稚園児ができるわけもなく、

ぼくはいつもただ泣くだけでした。

 

 

 

続き

 

 

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