鬼頭モヒコの『のボルダ』の舞台について | 胙豆

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傲慢さに屠られ、その肉を空虚に捧げられる。

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書いていくことにする。

 

知らない人もいるかもしれないからこの作品が何かについてまず説明するところから始めるのだけれど、これは鬼頭莫宏先生の連載作品で、くらげバンチという、コミックバンチのWebサイトで公開されている漫画になる。(参考)

 

(くらげバンチより)

 

この漫画自体については、なんというか読めば分からないことなどありはしないので、特に言及することは僕からは出来ない。

 

不定期連載だということも、この漫画を描くことになった経緯も、どういう漫画かも作中で説明があるから、僕が敢えて説明するようなことは何一つない。

 

ただ、この漫画の舞台と思しき施設が分かったので、今回は記事を作ることにした。

 

鬼頭先生はちょうど今日(書いてる途中に日をまたいだので公開されている時点では昨日)、このような呟きをしていた。

 

 

鬼頭先生は病気を患って手にしびれが出てあまり多く絵を生産できないという事情があって、自身が今作画している作品は、現状『のボルダ』だけだと僕は理解していて、そうとするとこのイラストも『のボルダ』のそれだろうと考えた。

 

ならば、この建物はきっと、ボルダリング場だろうという推論があって、もしかしたらこの建物が何処か分かるのではないかと思った。

 

鬼頭先生はまだおそらく神奈川県秦野市に住んでいて、そうとするならば、秦野周辺のボルダリング場を虱潰しで見て行けば、きっと割り出せるだろうと思っていた。

 

…というかまぁ、鬼頭先生自身がその辺りについてはあまり隠そうと行動していなくて、ブログ上で度々自分が行ったボルダリング場の話をしている。(参考)

 

基本的に鬼頭先生が行くのは神奈川県のボルダリング場で、時々、町田のNOBOROCKというボルダリング場に行くという感じで、町田なんて神奈川みたいなもんなんだから、基本的に神奈川のボルダリング場にしか行っていない。

 

だから最悪、神奈川の全てのボルダリング場を見ればよかったのだけれど、案外簡単に、あのイラストが何処のものなのかが分かった。

 

あれは神奈川県松田町のサイファーという場所ですね。

 

その辺りは並べて見れば分かる。

 

 

 

下の方が僕がグーグルストリートビューで用意した松田のサイファーの写真で、鬼頭先生が言っている通り、実際の建物と少し差異はあるとはいえ、この建物を描いていると言って良いと思う。

 

とすると、『のボルダ』の舞台はこのサイファーということになると思う。

 

つーかまぁ、鬼頭先生自身がこのサイファーに行ってるってブログで言っていた(参考)から、鬼頭先生が住んでいる秦野市のボルダリング場を全てを見終わったら次に見たのがこのサイファーだったというだけの話になる。

 

この記事を作る前の段階だと、僕は建物についてはまぁ見た通りサイファーがモデルだけれども、内装に関しては他のボルダリング場を参考にしている可能性を言うつもりではあった。

 

けれども、この記事を作るために、鬼頭先生が撮ったサイファーの施設内の写真を見たことによって、実際、内装の方もサイファーに由来しているということが分かった。

 

まぁ見てみた方が早い。

 

(同上)


(http://monomichi88.blog95.fc2.com/blog-entry-493.htmlより)

 

僕はボルダリングを人生で一度もしたことがないから詳しいことは分からないとはいえ、鬼頭先生がブログに上げている他のボルダリング場の写真を見る限り(参考)、ジムごとに登る岩っぽいもののデザインがかなり違う様子があって、このサイファーの奴が一番鬼頭先生が描いたそれに近いし、実際、外装もサイファーのものなんだからやはり、鬼頭先生が『のボルダ』で描いているのは松田のサイファーだろうし、『のボルダ』の舞台もやはり、サイファーなのだと思う。

 

鬼頭先生は秦野在住で、けれども秦野のボルダリング場にはあんまり行かずに隣町の松田町のサイファーに行っていて、自身の漫画の舞台もサイファーにしたようなのだけれど、これは…多分、御友人がその辺りに住んでいて、そちらの方が集まりやすいとかそういう理由だと思う。

 

もしくは鬼頭先生がサイファーに関して、居心地が良くなったとか上の画像のリンク先で言っていたりするので、そういう理由かもだけれども、僕はボルダリングをやったことがないし、これからやる予定もないので良く分からない。

 

まぁともかく、結構サイファーには行っている様子があるので、神奈川近縁に住んでいるような場合は、サイファーに行ってみれば鬼頭先生に会えるのかもしれない。

 

そんな僕に一握りの利益さえないサイファーの露骨な宣伝はさておいて…って言っても、これ以上なんも書くことねぇな。

 

なので、本来的には違う話のついでに書く予定だった話を持ってくることにしましょうね。

 

この記事自体が鬼頭先生が住んでいるところのローカルな話題だったから、まぁ記事の方向性としてはあっていると思う。

 

鬼頭先生は現在もおそらく神奈川県秦野市に住んでいて、そういう関係性から結構、秦野に関する仕事をやったりやってなかったりしている。

 

 

秦野にはヤビツ峠という場所があって、それに関係するイラストの仕事が来たりしたらしい。

 

そういう秦野関係のローカルな仕事の一環として、高齢者に対しての注意喚起のポスターの仕事もしていて、その事は秦野市のローカルニュースに取り上げられている。(参考)

 

その事はその事で話は終わりなのだけれど、僕はその神奈川のタウンニュースについてで思うところがあって、もしかしたら鬼頭先生の名前で検索をかければ、鬼頭先生が取り上げられているニュースがまだあるのではないかと思った。

 

で、検索をかけてみたところ、実際存在していた。

 

その中で鬼頭先生がほんの少しだけ関わっている動画についての記事があった。(参考)

 

まぁこの動画自体は、コロナで色々あれだからという理由で作られたようなそれで、神奈川県秦野市のローカルな話で、今僕が書いているこの記事を読んでいる大概の人にとって意味をなさないような話題でしかないけれど、この動画に使われた塗り絵に鬼頭先生が参加しているという話が先の神奈川のタウンニュースの記事に書かれている。

 

そういう話で鬼頭先生が描いているというのだから当然、僕は鬼頭先生が担当した絵を探したんだけど…まぁ無理っすよね…。

 

所々に、塗り絵だけではなくて色々人物を書いたりしているような絵もあったりするとはいえ、全体的にただの塗り絵が過半を占めていて、おそらく、鬼頭先生にしても、ただ塗り絵しかしないで、何か追加で絵を描いたりはしなかったらしい。

 

作業を始めた時は、そういう風に人物が描かれている場合があるから、鬼頭先生の描く人物を探し出せば見つけられると思ったんだけど…ねぇ?

 

僕はその動画をダウンロードして、動画再生ソフトにかけてコマ送りで全ての絵を確認するという作業を二周したけれど、鬼頭先生のイラストを見つけることは出来なかった。

 

僕には見つけられなかったとは言え、もしかしたらこれを読んでいる鬼頭先生の熱心なファンとかだったら鬼頭先生が担当した絵を見つけることが出来るかもしれないので、とりあえずその動画は用意することにする。

 

 

どう?分かりそう?

 

僕には分からなかったし、秦野出身だってのに何処なのか場所が分かんないとこあったんだよなぁ…。

 

あの公園何処なんすかね?

 

秦野市民公園前の水無川、風の釣り橋、弘法山、謎の公園、秦野駅という順番とは思うとはいえ、それがあってるかどうかは定かではない。

 

公園に関しては多分、鶴巻温泉の方にあるんだろうなとおぼろげには思う。

 

という感じの『のボルダ』とかについて。

 

これ以上言及できることがないっすね…。

 

そんな感じです。

 

では。

 

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