『H X H』のハンター証の値段について | 胙豆

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傲慢さに屠られ、その肉を空虚に捧げられる。

日記を更新する。

僕は…普通に倫理学の蒙昧さについての事を書きたいのだけれど、読む人が興味ないという絶望的な状況を目の当たりにして、場当たり的にとりあえずハンタのライセンスのお値段について書いていく。

さっき、ハンター×ハンターの33巻を待合で読んでたら、ハンターライセンスの値段が導き出せるということに気付いた。

なので、それを書いていくことにする。


(『HUNTER X HUNTER』5巻p.42)

売れば人生の七回を遊んで暮らせる値段になるらしいのですよ?

ただ、人生七回遊んで暮らせるって言っても、具体的には良く分からない。

とても高価なものだということは分かるのだけれど。

色々、導入の話をしてもいいのだけれど、ちゃっちゃとハンター証が具体的においくらなのかを書いていく。

こんなシーンがある。




(33巻p.83)

ここで、ハンター証を三回売っても返済出来ない負債を背負った病院の話が出てくる。

ハンター証を三回売って、というのは、一回生まれ変わったら取得できるハンター証は2枚で、二回やり直したら3枚ということ。

つまり、この負債がいくらだったかが分かれば、ハンター証の大体の値段が分かる。

で、しばらく後に、このアゴがない男が貰うはずだった報酬の話が出てくる。

ちなみに、これを書いている現在ではアゴなし男の名前は不明です。


(33巻p.96)

彼は実行部隊だから、もともとアゴなしの男は15億貰う予定だったということが分かる。

もしかしたら事情が事情だからもう少し報酬が高かったりするのだろうけれど、ハンター×ハンターの物語を考えると、おそらくは一律でパリストン以外の実行部隊は15億を報酬として約束されている。

それに対してジンはその倍の値段を払うと約束して実際に払った。

その結果、顎なしの男は病院の負債を返済することが出来た。



(同上)

以上の事から、ハンター証の大体のお値段を計算することが出来る。

 

本来的にこの顎なしの死亡保険は病院の負債のために使われるはずだったところを、ジンの支払いによってその保険金は妹に回せると言っている以上、病院の負債はジンが支払った報酬と同じくらいということになる。

15億の2倍のジンの支払いによって負債が返済できたわけであって、病院の負債は30億くらいで、ハンターライセンス3枚はそれ以下の値段ということが分かる。

ハンター証は3枚で30億に届かないくらいで、1枚は10億に届かないくらいになる。

10億に行かないくらいで、けれども引合いとして出す以上、それに近い値段であるので、大体8~9億ということが判断できる。

9億だとしたら3枚あれば27億まで払えるために、言い様として3回生まれ変わってハンター証を売ってもまだ足りない、だったり、まだ届かない、という表現が自然だと思うので、そうしたあと一歩感がセリフにない以上、まぁ8億台くらいの値段がハンター証の相場である蓋然性が高い。

で、1ジェニーは0.9円だから、とりあえずハンター証の値段を8.5億ジェニーと仮定して日本円に換算すると、大体7.6億円くらいがハンターライセンスの相場ということになる。

…。

微妙に安い

仮定的な値段想定ではあるけれど、まぁ実際それくらいじゃないと話が通らない。

というか、想定できる値段の振れ幅は、上述の情報だと下方にしか修正できない。

 

ライセンス三枚は30億より安いということは確実で、ライセンスの値段は10億を絶対に越えないということは確かになる。

 

僕の大体の概算だと7,6億円だけれども、あの世界観で7.6億円は安く感じてしまうし、7回人生遊んで暮らせると言っている以上、人生は1億ちょいあれば遊んで暮らせるみたいだけれど、1億あっても人生を遊んで暮らせるとは思えない。

設定甘かったみたいですね…。

 

まぁ設定が甘いのはここだけじゃないけれども。(参考)

とはいえ、このことで『HUNTER X HUNTER』の面白さが減るということはないのだから、割かしどうでもいいことでしかないのかもしれない。

ただ、200億とかポンと出すような世界観で、7.6億円って言ってもなんだかなぁと思う。

高くても10億でしかない。

なんだかなぁと思う。

これくらい。

以前、『HUNTER X HUNTER』のネテロの話をデカダ.ン日記の方に書いたけれど、あれってこっちに書くこともあり得た内容になる。

けれども、以前にこの日記で墨子の話をした時に、普通にその話をしちゃったので、内容的に重複したら僕が嫌だったので、あっちに書いた。

僕は書きたいから書いているに過ぎないのであって、あっちにこれを書けば多くの人に見られるのだろうけれど、僕はこっちに書きたいのだからこっちに書く。

というか、変な期待を持たれたくない。

僕はもう、漫画の解説をあんまりしたくない。

というよりも、解説するような漫画を知らない。

なので、下手にあっちに書いて期待されても困るというかなんというか。
 

まぁいいや。

 

では。

 

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