先週はエドモントンのずーと北の方のから Recreational Pilot Permit (RPP) の生徒さんがグランドスクールを受けにやって来られました。 RPP はグラウンドスクールを受けなくてもいいのですが、ちゃんと勉強したいという事で受講を希望されました。 

 

レッスンは毎日8時間を5日間かけて行いました。 他のインストラクターは皆パートタイムでやってくれる人がいなかった為、私が一人で全部を教えることに。 

普段無口であまりしゃべらない自分が、この期間中ほとんどずっーとしゃべりっぱなしで、3日目以降はのどが嗄れてしまいました。そして、へとへとに疲れてしまい金曜の夜は死んだように寝てました。

 

今週からは新たな生徒さんを2人受け持ちます。 

一人は RPP を持っていて PPL (Private Pilot License) へのUp Grade です。そして、自家用機を所有しておりそれを使って訓練します。 機種は Taylorcraft BC-12D というTail Wheel タイプの古~い機体です。 スターターモーターが無いので Hand prop start (手でプロペラを回しエンジンを始動 ) します。 なので、空中でエンジンが止まったら再始動できず、不時着を試みるのみです。

 

             

 

もう一人の生徒さんは、他のスクールでファーストソロフライト直前までやったのですが、そのスクールが対応が悪くうちの会社に転向してきました。 この生徒さんも自分の飛行機を持っており、機種は Piper PA28-140 です。

この機体の難点は燃料セレクターが 右タンク、左タンク、OFF しかなく、30分ごとに左右のタンクを切り替えなくてはいけません。 よく切り替えるのを忘れて飛び続けてエンジンが止まり、慌てて燃料タンクを切り替えてエンジンが止まらずに済んだ。 という話をよく聞きます。

なので、この燃料マネージメントができないうちは、ソロフライトに出すことはできません。

 

             

 

 

さあ、どんな訓練になるかたのしみです。

 

 

それでは Have a nice day everyone !!!

 

 

明けましておめでとうございます。

 

昨年末の12/30にプライベートパイロットの生徒さんをフライトテストに送り出し、無事合格して2016年を締めくくりました。 

今働いている会社は過去5年間フライトテストで一人も不合格者を出していない立派な記録を継続中で、少しプレッシャーを感じつつ送り出したのですが、生徒さんの努力で見事合格を手にされました。

 

昨年は会社で尾輪式飛行機を導入し、自分もその訓練を受け飛ばせるようになったのが目立った成果です。  今年は生徒さんに教えることになるので楽しみかつチョットおっかない気もします。

なんせ尾輪式の飛行機は直進性が悪いのでグランドループと言って離陸滑走中または着陸滑走中にラダーの操作が遅かったり緩慢になるとクルリと回転し、滑走路から逸脱したり、最悪は横転して機体を破損させることになるからです。

なので、飛行機にかける保険は通常の飛行機の2倍の掛け金になります。 それだけ事故が多いということです。

 

その他の成果は沢山のチャーターフライトをさせてもらい双発飛行機で BC州, AB州, SK州、MB州とあちこち飛ばさせてもらいチャーターオペレーションとIFRフライトの経験を積み勉強させてもらいました。 

 

 

 

今年は何が起こるかわかりませんが、安全を守りつつ少しでも向上できたらと思っています。

 

 

会社のオフィス、 1月2日仕事始め

 

オフィスの窓から見た景色

 

今季の冬は雪が多くいつもこんな感じで積もってますが、晴天の日も多いのでほぼ毎日飛び続けています。

 

 

今年が皆様にとって良い年となりますように !!!

 

 

 

今年のカナダは冷たい空気が北から入り込むことが多く、私がいるエドモントンでも気温は- 30℃ ぐらいまで下がってる日々が結構あります。 平年は -15℃ ぐらいなのですが。

 

      

 

 

さすがにここまで気温が下がると、トレーニングに使っているセスナC172 を飛ばすには難しくなります。

例えば、エンジンが十分温まる前に Taxing から停止するためにパワーをアイドルにするとエンジンが止まったり、エンジンの回転が不安定になります。

また、 Cabin Heater をオンにして暖かい空気をキャビンに取り入れるのですが、外気温が低すぎてヒーターが取り入れた外気を温めきれず冷風がキャビンに入ってきます。 数週間前に -20℃ の中、若いインストラクターが無理して飛んだのですが、早々とフライト切り上げて帰って来ました。 話を聞いたら、足先や指先が冷たくなって我慢できずに帰ってきたそうです。

 

    

 

 

    

 

寒すぎていい点は雪質がパウダー状なので、5 ~10cm 雪が積もっても何の問題なく離発着ができることです。 もちろん離発着の時は Soft Field Take-off / Landing テクニックを使用します。

これがバンクーバーのような海沿いの湿った雪が降る地域では抵抗がありすぎて加速できず離陸できない。または、着地時車輪に急激な抵抗がかかり前のめりにつんのめって機体がひっくり返ります。

 

フライトスクールにはオペレーションマニュアルがあり、Minimum Weather Condition というセクションが必ずあります。

ちなみに、うちの会社の最低気温条件を見てみたら、

   Below -25℃     : All Flights Canceled

      -25℃ ~ -20℃ : IFR と Dual Cross Country only

      -20℃ ~ -15℃ : Circut (Traffic Pattern) Flight only

      Above -15℃      : No Ristriction

でした。

 

最近、天気は快晴でいいのですが、低気温のせいでフライトがキャンセルになることが多く、気持ちはちょっとモヤモヤです。