戦死者は地上から解放された人々【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


●この記事うっかり削除してしまいました(><;) ・・・もう一度下書きとコメントをコピーしてアップしておきます。

 特攻 
 

 

 こちらではシルバーバーチをはじめとする、高級霊が語った自然の摂理(この世の目に見えない法則)や、霊界(死後の世界)についてご紹介しています。

 

 日本では815日の終戦記念日が戦死者を悼む日となっていますが、シルバーバーチは戦死者のために、必要以上の憐憫の情を寄せることは無用であると語っています。

 

なぜなら、霊界(死後の世界)は地上より素晴らしい世界であり、死は暗い地上世界からの解放でもあるからです。


     コスモス        コスモス        コスモス        コスモス

 

 

(質問)

 

「これほど多数の戦死者が続出するのを見ていると霊的知識も無意味に思えてきます」(この頃第二次大戦が最悪の事態に至っていた――編者)

 

 

(シルバーバーチ)

 

「死んでいく人たちのために涙を流してはいけません。死に際のショック、その後の一時的な意識の混乱はあるにしても、死後の方がラクなのです。

 

私はけっして戦争の悲劇、恐怖、苦痛を軽く見くびるつもりはありませんが、地上世界から解放された人々のために涙を流すことはおやめなさい」

 

 

(質問)

 

「でも戦死していく者は苦痛を味わうのではないでしょうか」

 

 

(シルバーバーチ)

 

「苦しむ者もいれば苦しまない者もいます。一人ひとり違います。死んでいるのに戦い続けている人がいます。自分の身の上に何が起きたかが分からなくて迷う者もいます。が、いずれも長くは続きません。いずれ永遠の道へ目覚めます。

 

むろん寿命を全うして十分な備えをした上でこちらへ来てくれるに越したことはありません。しかし、たとえそうでなくても、肉体という牢獄に別れを告げた者のために涙を流すことはおやめになることです。

 

その涙はあとに残された人のために取っておかれるがよろしい。こう言うと冷ややかに聞こえるかも知れませんが、とにかく死は悲劇ではありません」


     コスモス        コスモス        コスモス        コスモス

 

 

【解説】シルバーバーチは、人が死ぬと地上では悲しみ、霊界ではかつての知己が喜んで死者を迎え出てお祝いをすると述べています。

 

このように、実は地上とは暗くて重く、次元の低い世界であり、霊界は喜びに満ちた美しい世界である、死とは悲劇ではなくお祝いであると、シルバーバーチは『霊訓』シリーズの中で繰り返し語っています。

 

戦没者への祈りは相手にも念が届きますので、かつて戦死した人たちも感謝の念を抱くかもしれません。

 

一方で遺骨・お墓など地上に残された遺物は、霊界から見ると意味のないものという捉え方をされており、シルバーバーチはこれらの物品を重要視することを「子供がオモチャで遊ぶ行為」と位置付けています。

 

 事実、霊界通信でも霊界入りした霊は、よほど次元の低い場所にいる霊でない限り、自分自身の遺骨やお墓に興味を失ってしまうことが報告されています。

 

現代社会でも戦死者の遺骨収集は継続して行われていますが、近頃の葬儀の簡素化、遺骨散布にも見られるとおり、将来は人間の意識も徐々に変化して「オモチャで遊ぶ行為」も廃れていくのかもしれません。

 

『シルバーバーチの霊訓』(5)、13章 質問に答える


シルバーバーチの霊訓〈1〉/著者不明
¥1,260
Amazon.co.jp