横須賀の海上自衛隊の施設に旧海軍関連の展示室があると聞き、行ってみました。見学には少なくとも前日までに予約が必要です。
この辺は自衛隊の施設が多くて資料室への入り口がわかりにくいですが、マイン(地雷?)マートという、アブナそうなお店の向かい側が出入り口です。
上の写真の石碑がよく見えないので拡大しました。「海軍通信教育発祥記念碑」と書いてあります。
初め昔は交通が不便だったから、海軍でも通信教育で教育していたんだろうと思っていました。でもよく考えたら郵便で送って添削を受ける通信教育じゃなくて、多分モールス通信などを教える通信に関する教育ですよね?
以下からが資料室での展示品の解説です。スタッフの方が解説してくださいました。
これは山本五十六の短刀。
値段は何百万円かするそうです。 (確か3百万だったかも、でも不確か)「これは盗まれたら大変じゃないですか」と質問したら、通常一般人は内部に入れないので大丈夫とのこと。
これは機関科の軍服だったと思いますけど・・・記事原稿も早く書かないと忘れちゃいます。解説者の方がガラスに一部写っちゃってますね。
東郷元帥の文字の研究は大変詳しくなされていて、筆記の状態によってこれは何年代に書いた文字だと特定できるそうです。
イギリスから輸入したもので、値段も張っていました。煙が出ると艦の居場所が分かってしまうため無煙炭に置き換えられるようになりましたが、無煙炭といっても煙は全く出なかったわけではありません。
写真では見えませんが、石炭の上真ん中に桜のマーク が押してありました。
「連合艦隊 海軍凱旋式記念写真」(明治38年10月22日)。
日露戦争後の記念写真です。
写真を拡大。左が東郷元帥、右が山本権兵衛・海軍大臣
うっかり「広瀬さんどこにいるんですか?」と訊いちゃいました・・・。でも、もうこの時は戦死されていたんですね。(^_^;)
後編に続きます。