339 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 01/12/03 19:12

たしか、土曜日の朝だった。遅く起きた姉が自分の朝食の支度をして さあ食べようとしたところに、病院から電話がかかってきた。
長く入院していた祖父がいよいよだから、すぐ来てくれと。 あわてて親族一同が駆けつけ見守る中、祖父は大往生を遂げた。
その後は、御存知の方は御存知のようにたいへんな忙しさで、 なきがらを家に連れてきたり告別式の手配をしたり通夜の支度をしたり。
一段落ついたところで、姉はようやく気づいた。
「あたしが作った朝ごはん、どこ?なんでなくなってるの?」
別に食い意地が張ってたから気になるわけではなく(w、 あったはずの朝食が消えてるのは純粋に不思議だ。
「おじいちゃんの魂が家に帰ってきたとき、おなか減ってて食べちゃったんだよ。よかった、ごはん用意しておいてあって」
かなりあとになるまで、姉はそう思っていたらしい。
ごめん姉ちゃん。それ食ったの俺なんだ・・・(w
【解説】心霊現象の全てを盲信してはいけない
心霊現象というものは現代科学ではまだ解明されていない分野です。ですから中にはこのような勘違いや、錯覚、妄想、ねつ造(創作)された心霊話などもありますので、全てを鵜呑みにせず気を付けてくださいという意味で、この話を掲載しました。
私自身、心霊関連の記事は高級霊がもたらした霊界通信や、シルバーバーチ読書会で紹介された情報をもとに書いています。しかし私が書いたこれらの内容が、全て正しいとは思っていません。
2chから引用した記事には信憑性が疑われるものがあります。解説では「真相はこうではないのか」という、霊界の裏舞台のしくみをご紹介していますが、これも推察の域を出ません。
またわずかながら、私自身のショボい体験談を以前載せたことがありますが、これにも勘違いや妄想が入っている可能性があると思っています。
中には何もかも盲信して心霊現象に振り回され、精神疾患などにかかったり、悪徳霊能者に騙される方もいらっしゃるようです。
シルバーバーチも全ては理性により判断せよと述べています。何が真実かわからない心霊などの未解明な分野には、本当にそうなのか、心のどこかに懐疑的な部分を持ち続けることも必要だと思います。