軍艦の大きさは排水量が基準となる | 太平洋戦争史と心霊世界

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戦艦武蔵  戦艦「武蔵」


 戦艦や空母、巡洋艦などの軍艦の大きさは何で決められるかというと、艦のサイズ
(m)ではなく、排水量で表示されます。

 

 排水量とはつまり、船の全体重量を指しています。Aさんが満杯のお風呂に入ると、ザバーッとお湯があふれますね。こぼれたお湯の量は、Aさんの体の大きさと同じです。(アルキメデスの原理)

  このお湯の量が排水量と呼ばれ、軍艦の大きさを表す単位(トン)となります。



排水量 


 軍艦はあまり荷を積まないので、大きさが排水量で表示されます。しかし民間の客船やフェリーなどの商船は、荷物を積むため重量が大きく変化するので、総トン数」でサイズが表されます。

  排水量は軍艦全体の総重量ですが、総トン数船内の容積で計られ、国により基準が違ってきます。

 

商船のもう一つの大きさの基準は積載トン数」で、どれだけの重量の荷物を載せられるかが基準です。貨物船やタンカーなどに適用されます。

 

以下に軍艦ごとの排水量を羅列しました。姉妹艦として建造され、超ド級戦艦と呼ばれた大和と武蔵が、排水量を見ても他の軍艦よりいかに巨大だったかがわかります。

 

 

■軍艦の排水量(基準)

 

戦艦「大和」:64,000トン

戦艦「武蔵」:65,000トン

 

戦艦「長門」:39,120トン

戦艦「霧島」:36,668トン(公試)

 

空母「赤城」:26,900トン

重巡「利根」:11,213トン

軽巡「大淀」:8,146トン