両国駅の近くに関東大震災と東京大空襲の資料館があると聞いて行ってきました。
横網町(よこあみちょう)公園という中にあるのですが、この辺の下町は震災・空襲 で亡くなられた犠牲者も多い場所でした。
「東京空襲の犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」
■東京都慰霊堂(左)慰霊堂外観。震災・空襲の犠牲者、約16万3千体の遺骨が安置されています。
(右)慰霊堂内部。ここは出る ということで有名らしいのですが、中で撮った写真の何枚かにオーブが写っていました。
でもオーブは埃や光線の具合で撮れると聞いていますので、心霊写真という説にはちょっと疑問なのですが、話の種に一枚載せます。
内部では震災・空襲に関してビデオ(10分)が見られます。 そのテレビの下にオーブが・・・。(赤丸内)
壁には東京大空襲の写真が展示されています。
消火する消防隊
焼け出された市民
■復興記念館
この1階・2階が震災・空襲の資料館となっています(無料)。
空襲の展示品は案外少なく、2階の展示物の1/3ほどの割合でした。小さな建物でじっくり見ても1時間かからないと思います。
●東京大空襲コーナー
2階の戦災資料展示。資料館入り口には「許可なく撮影禁止」とあったのですが、管理人さんにお訊きしたら撮ってもOKということでした。
(左)しころ帽:大空襲の時、地元消防団員の方が被っていた帽子。
(右)防空壕内で焼けた日本刀。これ軍刀なのでは? 持ち主はお亡くなりに・・・。
(左)「カボチャをつくりましょう」
二重橋を行進する女子学生
(右)卒業証書を手にする学徒兵
●関東大震災コーナー
「海外諸国からの救援状況」:驚いたことに、アメリカは関東大震災時に日本に相当寄付しています。
私はシルバーバーチの言う因果応報を信じていますが、それにしても米国は日本での市民無差別爆撃、原爆投下という残虐行為を行ったのに、現在も国が栄えているのは何故かと、正直不可解に思っていました。
でもこの資料を見て、アメリカは実はこれまで他国を支援してきた実績も相当あるのではないかと考え直しました。
ここにはアメリカが日本に行ってきた援助(震災)と破壊(空襲)の記録が同時陳列されており、大国との因果な歴史を感じさせる資料館でした。
■横網町公園
http://www.tokyoireikyoukai.or.jp/