【映画 / DVD】 『エニグマ』 | 太平洋戦争史と心霊世界

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


原題:Enigma   言語:英語、公開:2003年(日本)、

製作国:イギリス、時間:119分、
監督:マイケル・アプテッド、
出演者:ダグレイ・スコット、ケイト・ウィンスレット、サフロン・バロウズ

独軍の暗号機エニグマ 
ドイツ軍の暗号機エニグマ



 ドイツの暗号機「エニグマ」の暗号コードの解読に、失踪事件がからむサスペンスです。そのためネタばれすると面白くなくなるので内容は詳細には書きません。

 

 第二位世界大戦下のイギリスでは、ドイツのエニグマ暗号コードの解読に集められた、数学者などの暗号解読チームが存在していました。

エニグマの暗号解読チーム 
エニグマの暗号解読チーム



 ある日、ドイツ軍のエニグマ暗号コードが突然変えられます。暗号解読チームの数学者、トム・ジェリコは元恋人、クレアに振られたショックで休暇を取っていましたが、このため急きょチームに戻されます。

ジェリコとクレア 
ジェリコ(左)はクレア(右)に振られ、鬱になって休暇を取得していた。



イギリス諜報部は内部にドイツのスパイがいるのではないかと捜査を始めます。それと同時に暗号解読部門のスタッフだったクレアが失踪します。

 

ジェリコはクレアのルームメイトで、やはり暗号解読部に勤務しているヘスターの協力を得て、クレアを独自に探し探し始めます。クレアは果たしてドイツ軍のスパイだったのか、というのが話の焦点です。


ジェリコとヘスター  ジェリコ(左)はヘスター(右)に協力を依頼する

エニグマの暗号を解読するジェリコ  諜報部員を前にエニグマの暗号を解読するジェリコ


カチンの森事件  戦後まで長く隠蔽されていたカチンの森事件が話のポイントです。



この映画は暗号解読の話なので、戦闘シーンは出てきません。せいぜいUボートがちょっと登場する程度ですが、サスぺンスとしては楽しめました。