菅元首相、「原発事故は戦前の軍部掌握と同じ」 | 太平洋戦争史と心霊世界

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 菅元首相が自身のブログで原子力ムラを一掃しろと主張しており、原発事故を戦前の軍部掌握の状況に例えて、興味深い発言をしていますので掲載しました。

菅直人 

缶  菅直人オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11262934920.html


 

しかく 国会事故調での私の発言の最後の部分

 

<原子力ムラの解明と解体> 528

 

ゴルバチョフソ連首相は、「チェルノブイリ事故は我が国体制全体の病根を照らし出した」と回想録で述べています。福島原発事故についても同じことが言えます。

 

戦前、「軍部」が政治の実権を掌握した過程と類似。

 

東電と電事連を中心に、原子力行政の実権を次第に掌握。批判的な専門家や政治家、官僚は「ムラ」の掟によって村八分にされ、主流から外されてきた。それを見ていた、多くの関係者は「自己保身」と「事なかれ主義」に陥っていた。私自身の反省を込めて言う。

 

 現在、原子力ムラは今回の事故に対する深刻な反省もないまま、原子力行政の実権を握り続けようとしている。

 

こうした戦前の軍部にも似た「原子力ムラ」の組織的構造、社会心理的構造を徹底的に解明し、解体することが原子力行政の抜本改革の第一歩。

 

 原子力規制組織として、原子力規制委員会を作るときに、米国やヨーロッパの原子力規制の経験者である「外国人の委員」を招聘することも改革の一つ。

 

 

 

 また原子力規制委員会に外国人の委員を入れろと提案しています。私も外国人招致はブログで以前提案したことがあるので、ぜひ入れてください!

 

 別に少数の外国人入れても日本が乗っ取られる訳ではないでしょう。日本人と思考形態が違う人を混ぜる事は大切です。毛並みの違う人を招聘して合理的な提案をしてもらい、無責任体質を切り崩してください。



以前外国人招致を提案したブログ記事
     ↓ ↓ ↓

■ 原発・無責任組織の改革法(426日)

http://ameblo.jp/zipang-analyzing/entry-11231689798.html