海軍軍服 【水兵】(3) | 太平洋戦争史と心霊世界

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【陸戦服(第三種軍装)】

 

 もともとあった海軍陸戦隊の軍服が昭和18年に略装として制定され、のちに第三種軍装と呼ばれるようになりました。

 

陸戦隊の原型モデルはサファリ服と言われています。色は草色(モスグリーン)で兵から下士官・士官までほとんど同一の制服となっています。


第三種軍装 

(左)海軍陸戦隊水兵の前と背面。よく見ると略帽の上からヘルメットをかぶっています。

(右)陸戦隊水兵の実物写真

陸戦服イラスト 
水兵用の第三種軍装デザイン。昭和17年に階級章を改正したので、右腕のマークが丸形から五角形に変わっています。戦争末期はポケットが無くなるなど節約傾向になってきています。

略帽 (左)水兵用の略帽、(右)兵用の略帽帽章

男たちの大和1 以降『男たちの大和』、第三種軍装と略帽を着用する一等兵。兵クラスの略帽には線が入っていません。

海軍ヘルメット 
上下全員共通の海軍ヘルメット。略帽の上からも被れます。

男たちの大和2 
裾を中に入れていますが第三種軍装の上下。

ミッドウェー 水兵用第三種軍装の背面。彼らは新兵なのに、なぜか下士官用の黒線一本が入った略帽を被っています。映画『ミッドウェー』