外出先での人間トラブル回避法 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


芝桜 


 最近あちこちのブログで店の店員さんとのトラブルや、通行人とのトラブルなどを頻繁に見かけるようになりました。これは誰それさんと言っているんじゃないですよ、幾人もの方々がいらっしゃいます。

 

 外出先での見知らぬ人とのちょっとしたトラブルでも、一日中気分が悪くなってしまうし、頭にきますよね~。  

 そこで私の方法で何とかなればと思い、その対処法をお披露目してみます。

 

 まず最初に知っていただきたいのは、自分が抱いている感情や雰囲気は他人に伝染するのではないかということです。私は伝染すると確信しているのですが、証明するすべがないので「ないか」と仮定形にしました。

 

 私も以前、見知らぬ人と外出先などでトラブルになり立腹したことが時々ありました。もう腹が立って、「このヤロー 」と叫んでサンドバックを目茶目茶にぶっ叩いてやりたいと思ったこともありました。

 

 しかしある時から考え方を変えたのです。そうしたら不思議な事に、知らない人とのトラブルが無くなり、下手すると親切にされてこちらが恐縮してしまうことも出てきました。

 

 それは何かと言うと、朝仕事に遅れそうになってイライラ、家族の誰かとケンカしてムカムカというネガティブな気持ちを、なるべく公共の場で出さないようにすることです。

 

代わりに誰か困っている人がいたら飛んで行って助けますよ、というような親切な気持ちを維持するようにします。

 

 ネガティブな気持ちがなかなか落とせないようだったら、イライラしているその気持ちを外(つまり空気中)に出すまい、というイメージを抱いて抑えるように努めます。これでちょっとは雰囲気が違ってくると思います。

 

 しかし腹が立っているのに、無理やり「私は機嫌がいい」などと逆暗示をかけて、自分の感情を偽る必要はありません。それではますます心が苦しくなってしまうでしょう。

 

この雰囲気は他人にも伝播して、自分のまわりに来る人も、やはり荒々しい気持ちになってしまうみたいなんです。それで近くにいた人もまた気持ちがすさんでしまい、荒っぽい行動や無礼な言動をとって、相互にトラブルが起きてしまうようです。

 

私もある種のネガティブな雰囲気を受け取って、気分悪いなと感じてしまうことがあります。

 例えば愚痴ばかり言う人からは、表現しにくいんですがレモン汁を眼の中にひっかけられた様な印象の、何か痛いものがチクチク飛んできます。

 

 誹謗・中傷ばかりのブログからは、自分の頭を靴底で踏みつけられたような圧迫感を感じてかなり苦しいです。

 

 自分が緊張していると、別に「緊張している」と言わなくても、他人にはわかってしまいますよね。自分が抱いている感情もそれと同じで、他人はそれをはっきり認識していなくても、なんとなく悟ってしまうのだと思います。

 

 この原理はイソップ物語の「北風  と太陽 」みたいなものじゃないでしょうか。こっちから吹っ掛けると相手はますます硬くなるが、暖かくすると相手も兜を脱ぐという具合です。

 

 一度お試しください。