言語:日本語・英語、公開:2011年、製作国:日本、
時間:128分、監督:平山秀幸、
出演者:竹野内豊、唐沢寿明、井上真央、ショーン・マクゴーウァン
ストーリーは太平洋激戦地のサイパン島で、47人の兵を率いて米軍を翻弄した実在の大場栄・陸軍大尉を描いたものです。
大場大尉らは米軍に追い詰められ、日本の民間人と共にタッポーチョ山に逃げ込んで、あの手この手で徹底抗戦を試みます。やがて彼は米軍から畏敬を込めて「フォックス」と呼ばれるようになります。
そのうち米軍の盛んな攻撃により、民間人を守りきれないと判断した大場は、彼らを玉砕させるのではなく投降を命じ、米軍の日本人収容所に行かせます。
こうしてタッポーチョ山の日本兵たちは終戦を迎えても情報が届かず、その後も野営しながら抗戦を続けます。
しかしついに日本の上層部から降伏せよとの伝令が届き、昭和20年12月、大場大尉率いる日本兵は山を下りて投降し、最後に全員生きて日本へ帰還することになりました。
話は陸軍中心ですが、おススメの見てよかった映画です。
米軍側の中心は日本語ができるという設定のハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)
ジャングルの中、タッポーチョ山で抗戦中の日本兵と民間人。しかしすさまじい格好です
「投降せよ」との伝達を聞いて悔しがる日本兵。顔つきまで鋭い眼光で戦前の日本人のようです。帽子を見ると海軍兵も混ざってますね。
昭和20年12月、戦友への弔いの唄を歌いながら、タッポーチョ山を下りて投降する日本兵たち。
待ち受けていた米軍も、最後までよく戦った日本兵たちに敬意を表して整列しています。
大場大尉はその後どうしたのだろうと思って調べたら、ウィキペディアに彼のプロファイルが載っていました。
■大場 栄