【映画 / DVD】 『太平洋の奇跡』-フォックスと呼ばれた男 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。



言語:日本語・英語、公開:2011年、製作国:日本、
時間:
128分、監督:平山秀幸、
出演者:竹野内豊、唐沢寿明、井上真央、ショーン・マクゴーウァン

太平洋の奇跡1


 ストーリーは太平洋激戦地のサイパン島で、47人の兵を率いて米軍を翻弄した実在の大場栄・陸軍大尉を描いたものです。

 

 大場大尉らは米軍に追い詰められ、日本の民間人と共にタッポーチョ山に逃げ込んで、あの手この手で徹底抗戦を試みます。やがて彼は米軍から畏敬を込めて「フォックス」と呼ばれるようになります。

 

 そのうち米軍の盛んな攻撃により、民間人を守りきれないと判断した大場は、彼らを玉砕させるのではなく投降を命じ、米軍の日本人収容所に行かせます。

 

 こうしてタッポーチョ山の日本兵たちは終戦を迎えても情報が届かず、その後も野営しながら抗戦を続けます。

 

しかしついに日本の上層部から降伏せよとの伝令が届き、昭和2012月、大場大尉率いる日本兵は山を下りて投降し、最後に全員生きて日本へ帰還することになりました。

 

話は陸軍中心ですが、おススメの見てよかった映画です。

太平洋の奇跡2 日本陸軍側の主役、大場栄大尉(竹野内豊)

太平洋の奇跡3 米軍側の中心は日本語ができるという設定のハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)

太平洋の奇跡4
ジャングルの中、タッポーチョ山で抗戦中の日本兵と民間人。しかしすさまじい格好です   
 
太平洋の奇跡5 「投降せよ」との伝達を聞いて悔しがる日本兵。顔つきまで鋭い眼光で戦前の日本人のようです。帽子を見ると海軍兵も混ざってますね。

太平洋の奇跡6 昭和2012月、戦友への弔いの唄を歌いながら、タッポーチョ山を下りて投降する日本兵たち。

太平洋の奇跡7
待ち受けていた米軍も、最後までよく戦った日本兵たちに敬意を表して整列しています。

 

 大場大尉はその後どうしたのだろうと思って調べたら、ウィキペディアに彼のプロファイルが載っていました。

 

大場 栄 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E6%A0%84