どじょう豆腐は気味悪くて載せられないので、これはただの湯豆腐です
『ジパング』6巻で、東京の浅草の料亭で石原莞爾と米内光政が会合を持ちますが、その際に出てきた料理がどじょう豆腐の鍋でした。
これは鍋に生きたどじょうを入れて熱し、煮えてきたら鍋に豆腐を入れると、どじょうが熱さから逃れようと豆腐の中に入るので、一緒に煮えたところを食べると言う料理です。
石原:「煮えてきた頃合で豆腐を入れると、熱さから逃れようと泥鰌(どじょう)は・・・豆腐に潜り込んでおいしく一緒に煮えてくれる」
しかし『ジパング』の中で紹介されているどじょう鍋は、実際に料理してみると、どじょうが豆腐の中に潜らず、「どじょう豆腐」という料理はできないことがわかっています。
以下にどじょう豆腐を実際に作ってみた人の例をあげておきました。
【例1】どじょう豆腐(ある方のブログより)
「所用につき、実家へ帰省。
そのときに作ったのが、どじょう豆腐。
話には聞いていたけれど実際に作ってみると、これが上手くいかない。どじょうが豆腐の中に入ってくれない。結局、豆腐と一緒にそのまま茹で上がってしまったのでした。
ただ想像以上に残酷な料理で、最初は鍋の中でおとなしくしていたどじょうが、鍋の温度が上がるにつれてぴちぴちと暴れ出し、ある温度を超えると急にぱったりと死んでしまうという。
もう二度と作りたくないですね。」
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以上のように、どじょう豆腐という料理は実際に作れませんので、真似する方が出ないようお願いします。
小さな生き物と言えども残酷な殺し方はかわいそうですので、もし食するなら一気に成仏してもらった方がまだましかと思いますので・・・。