2020年の収支 | 視覚障害投資家のHappy Days

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お金について知識や知恵をもつことで、人生はより豊かになります。
すべてではありませんが、ある程度の問題はお金で解決できます。
お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

昨年に引き続き、前年の年間収支を計算してみました。
弱視で障害基礎年金2級をもらいながら非正規として働いている30代男性の家計事情を公開します。
2019年の収支と比較しながら、振り返ってみましょう。

収入
 

  2020年 2019年
給料・ボーナス 1,842,681円 1,796,432円
年金 841,244円 784,765円
配当金、その他 220,224円 57,497円
合計 2,904,149円 2,638,694円

 

【給料・ボーナス】
7年前、大企業で障害者雇用枠として採用されました。
ずっと在宅勤務で、事務作業をしています。
ただ業務量は少なく、特に2020年はコロナの影響もあって、社内ニート状態という日がとても多かったです。
時給制で最低賃金+αという感じですが、業務はとても楽なので、ありがたく働かせてもらいたいと思っています。
時給が少し上がったので、2019年に比べ少し手取りは増えました。今年もこれぐらいいただければ十分満足です。

【年金】
障害基礎年金2級をもらっています。金額はひと月6万5千円ほど。あわせて年金生活者支援給付金として月5千円もらっているので、毎月だいたい7万円ぐらいの収入となります。
年金生活者支援給付金は2019年12月から始まったので、その分2020年は収入が増えています。
障害基礎年金でありがたいのは、「非課税」であること。給料と違いこれらの収入は税金がかからないので、とても助かります。
まあ、社会から不利益をこうむっている代償として支給されているものですから、感謝の気持ちは持ちつつも、権利としてしっかり享受していきたいと思います。

【配当金、その他】
株式の配当金、イオンの株主優待であるオーナーズカードによるキャッシュバック額、所得税の還付金、特別定額給付金などになります。
2020年は、なんと言っても特別定額給付金10万円が大きかった。マイナンバーカードを持っていたおかげで、早めに受け取ることができたのもよかったです。
また、コロナショックで相場が急落したところで三井住友フィナンシャルグループやJTを買い集めたおかげで、もらえる配当金も少しずつ増えています。
 

 

 

支出

  2020年 2019年
家賃 393,000円 393,000円
光熱・水道費 87,572円 94,084円
食費、日用品費 342,404円 331,043円
日用品費、雑費等 197,984円 377,312円
通信費 27,746円 54,847円
交通費 8,130円 15,900円
外食・出前 89,855円 106,750円
医療費 9,610円 16,070円
保険 17,981円 28,267円
奨学金の返済 250,488円 250,488円
合計 1,424,770円 1,667,761円


【家賃】
1年間で40万円ほどですね。
今住んでいる家に引っ越して7年経ちましたが、このマンションを選んで本当によかったと実感しています。
一番のポイントは、駅の近さ。比較的安全な道を通って行くことができ、敷地出入りから駅出入り口までは1分ほど。近くにはイオンやコンビニもあるので、とても便利です。
また、間取りは夫婦2人暮らしには十分の広さで、南向きのため日当たりも抜群。真冬でも昼間は暑いぐらい陽射しが入ってきて最高です。
家賃は周辺より若干高いですが、管理人もしっかり掃除・メンテナンスしてくれるし、ずっと住み続けたいと考えています。


【光熱・水道費】
2020年は、コロナ対策として、水道の基本料金が3ヶ月免除となりました。
それを考えると、光熱水道費は前年とあまり変わりませんね。
電灯はすべてLEDだし、エアコンも最近のものだし、電気・ガスの乗り換えも検討済みだし、節約は十分でしょう。
ちなみに、料金の支払いはもちろんvisa LINE Payカードに設定し、LINEポイント3%還元をいただいております。


【食費・日用品費】
夫婦2人で使うために購入した分をここに計上しています。
ひと月3万円を目安にしていますが、だいたい予算内に収まっている感じですね。
ただ、前年より若干増加しています。金額が増加した要因と減少した要因があるので、整理してみたいと思います。

■増加要因
・2019年10月から、食料品を除いて消費税が10%になった。
・コロナで買い物に行きづらい期間があり、そのときはネットスーパーを利用した。ただ、ネットスーパーは便利だが、やはり割高。
・イオンでは、ほぼ毎月のように全品5%引きとなる紙クーポンが発行されていた。重宝していたが、密を避けるためか、2020年は全くなかった。また、人混みが嫌なのでお客様感謝デーの日はあえて買い物に行かないようにしていたので、節約できなかった。でも健康には代えられないので、後悔はしていません。
・マスクや消毒液など、感染予防グッズを頻繁に購入する必要があった。

■減少要因
・プレミアム付き商品券(~3月)やキャッシュレス消費者還元事業(~6月)のおかげで支出が抑えられた。
・出前を取る機会が増えたので、イオンで惣菜を買う頻度が減った。
・年後半は、毎日おやつを食べる習慣をやめようと決めたので、お菓子代が減った。

たくさんの要因が絡み合いながら、若干の増加という結果となりました。


【日用品費、雑費等】
自分が使うもののために買ったものをここに入れています。
洗顔フォームやシャンプー、市販薬といった生活必需品から、ビール、散髪代、動画見放題の月額利用料まで、あまり分類せず計上しています。
ひと月16,000円程度となりました。外出する機会が減ったのと、無駄遣いしないようにと強く意識するようになったおかげで、前年よりかなり削減できました。
具体的に買ったモノを振り返ってみても、衝動買いや無駄遣いはほとんどないですね。特にネット通販は、吟味に吟味を重ねて購入するようになりました。
今年もこれぐらいの出費を目安にしていきたいと思います。

【通信費】
■インターネット:Hai connect 1,518円(夫婦で折半)
■スマホ:LIBMO 450円
■セキュリティサービス:TOKAI SAFE 220円(夫婦で折半)
■ニフティのメールサービス 220円

2019年はワイモバイルやSoftbank Airを使っていましたが、2020年は通信費を徹底的に節約した結果、半減させることができました。
なお、今年はHai connectを解約し、1年間無料の楽天モバイルを固定回線として利用しようと考えています。
昔に比べて、通信費は節約がとても簡単になりましたね。MNP手数料の無料化やドコモのahamo開始など、2021年も通信費節約関連のニュースには要注目です。


【交通費】
大阪市では、障害者を対象に地下鉄とバスが無料で利用できる乗車証を支給しています。
僕もこれを使っているので、地下鉄はタダで乗れます。ありがたい。
2020年も、コロナが落ち着いている頃に何度か京都へ出かけました。いつもどおり、京阪電車のプレミアムカーを利用。
出かけた回数が少なかったので、出費は前年より抑えられた感じです。今年は、普通に出かけられるようになるといいですね。


【外食・出前】
外食もそこそこ行きましたが、大活躍したのはやっぱり出前。
3月以降、月に3回ぐらい出前館を頼んでいたように思います。
出前が流行ることを見越して2月に出前館の株を買いましたが、大当たり。その後株価は4倍近くまで上昇しました。株主優待目当てだし、今後も成長は続くと考えているので、ずっと保有しています。
東京都が緊急事態宣言を要請というニュースもありましたし、今年もあまり外食はできないのかも。その分、出前でおいしいものを食べようと思います。


【医療費】
2020年、病院は歯科の定期クリーニングのみでした。
コロナで医療機関は大変だし、病気をせず過ごすことができて本当によかった。2021年も、適度な運動、間食は控えめに、ユーグレナを飲んで、健康維持に努めます。


【保険】
■共済:入院時に1日1万円の保障など。月2千円だが、3割程度は割戻金として返ってきます。
■個人賠償責任保険:上限3億円の保障。他人にケガさせたときや誤って他人のモノを壊したときに保障してくれます。共済とセットになっていて、年額1,680円。
■賃貸マンションなので火災保険にも入っていますが、こちらは2年ごとの支払いなので、2020年はなし。


【奨学金の返済】
大学のときに借りた奨学金を返しています。
やっと残り100万円を切りました。2021年中に一部の返済が終わります。やっと先が見えてきた感じですね。


2020年はひと月12万円ほど使っていたようです。
奨学金の返済を除けば、ひと月10万円。
年金で7万円の収入が保障されているので、配当金であと3万円確保できれば、給料に頼らず生活する道が見えてきそうです。
すぐには無理ですが、なんとか今年中に月2万円、年間24万円の配当金をいただけるようにはしたいと考えています。

とにもかくにも、2020年は無駄遣いをほぼゼロにできました。
記録をつけ続けるって大事ですね。
今年も、生活の質、生きる喜びを大事にしつつ、衝動買いや無駄遣いはしないよう気を引き締めたいと思います。