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アメリカのバージニアにあるオーランドの話?と思わせて、女流作家バージニア・ウルフの内面に存在する「オーランドー」というキャラクターにまつわるお話だった。
(そもそもオーランドはフロリダにあるので、勝手に間違ってイメージしていただけなのだが)
舞台の背景がほとんど全面LEDで、居室やお城や野外やイメージ的なデザインやで、とっても美しかった。
チャンミンさんの愛らしい姿、威厳に満ちた姿、怒りに震える姿、演技も歌も見事すぎて、この人なに?!と思うほど。
本来は、ビータ役がチャン・ボラムさんだったが、直前にキム・イフちゃんにキャス変になり、かなり空席が目立っていた。
イフちゃんも悪くはなかったが、ボラムさんを見る気満々だったので、肩透かしをくらった感がある。と言って、組み直す余裕はなく。
千穐楽までにはボラムさんも見たいが、組み込めるかな?
内容的には、去年の〈バージニア・ウルフ〉で彼女自身について多少調べてあったのと、小説「オーランドー」のあらすじを読んでおいたのが助けになった。
こちらの方がメッセージ性もはっきりしているし、見応えもあるけど、女性同士というのがピンとこないのもあり、
余り高評価を得られなかった〈バージニア・ウルフ〉の方が私は好きだったかも〜。
10月に別キャストで見る予定だったが、あれやこれやのおしくらまんじゅうで弾き飛ばされてしまい、1回でおしまい!