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パク・ヘナの産休明け舞台は昨年12月のコンサートで見たけれども、ミュージカルのメインで歌いまくりなんていつぶりだろう?てか、メインというのは初めてかも!
デスノート、ナポレオン、フランケンシュタイン、キングアーサー、ハデスタウン、モレシゲ、SIX…。(イフゼンを見逃したのは残念)
SIXは1/6だし、他の作品は助演的な役が多い。その点〈マリーキュリー〉はキャラクターが合ってて歌いまくりという最高の贅沢。この作品のパッケナはオススメだ!
茶系のズボンとコートで登場したアンヌが少年のようで、トラクターに目を輝かせるキャラが自然だ。3演での記憶がないのだけれど、再演は水色のワンピースだったから。(今期は4演)
カン・ヘインて熟してきたよなーなどと思いながら見ていた。アンヌとしては1番好きかも。
ルーベンを演じたテウルさんは何気に好きなのだが、何がきっかけだったか?〈エリザベート 〉のルキーニも好きだったが〈エクスカリバー〉のランスロットが決定打だったかもしれない。
顔見たら悪人、の雰囲気をまとっている。再演のジェヨンさんは一見親切な良い人なので余計に憎らしかったが、テウル・ルーベンは裏表のない悪人なので清々しい。(笑)
さて、1番の狙い目、チャユネ・ピエール。話し声さえ素敵だ。歌声は国宝指定すべきだと思う。
大分お姉さんなヘナさんとはひと回り年齢差があるのだが、身長差で夫婦感がリアルだ。ピエールは控えめなキャラクターなので、彼もメインでバリバリ歌う作品に出ないかなと思っていたら、〈ムーラン・ルージュ〉のクリスチャンを演じると言うではないか!
体質的に10万ウォンを超えるチケットを買うと心臓が苦しくなるので、どうしたものか…。
話を戻して…
全員初めてのキャストだったせいかフレッシュな感覚で楽しめた舞台だった。
小道具などが増えたりレベルアップしていて、予算増えたのかな?客席の壁全体を使った照明効果が迫力だった。(こういうのは2階からの眺めが最高)
小劇場からスタートした〈マリーキュリー〉もすっかり大劇場作品として定着したなと思う。