前シーズンよりは分かると良いけな〜と願いつつ第1回。
結果、ナンバーを全訳してきた甲斐があって前よりは分かったし、楽しかった!
理解度が30%から65%くらいには上がっただろうか?
でも共感度は未だ50%くらい?
最終的に王1人殺しても何が変わるんだろうか。ドラマを見たら実権握ってるのは大臣たちだし。
己丑士禍(キチュクサファ)で東人(トンイン)たちが殺されたのは、鄭汝立(チョン・ヨリプ)と共に反乱を企んだからではなく、
王自らが、事件をでっち上げて東人たちを粛清するように西人(ソイン)側に命じたのが真相だから、それを証明する王の密書を入手して間違いを正そうとした…?
これは初演から明らかだったけど、とにかく照明が綺麗!
8/2
私にとってはall new cast。
おかしい。見るたびに面白くなる。
理解度80%を超えたからかだろうか。
そんなのあり得る?と思って(バカにして)いた設定に、それなりの理由が与えられていた。
色々教えてくれた有識者が、初演と変わった部分があるので混乱したのではないかと心配してくれたが、
そもそも変化に気づくほど初演を覚えていないし、覚えているほど理解してもいなかった。
変更が加えられたのなら、当然より良く納得しやすく変わっていることだろう。
昨日は冒頭のナンバーが華麗で風流な感じだとすると、今日は男らしさが前面に出た迫力が圧倒的だった。
声に圧のあるメンツだからかな。
コ・サンホは遊び人的、風雅な感じも漂わせてて思った以上にハマっていた。
ジュニョク氏は丁寧に役作りしてるのが好感で、私には新しいイメージ。
ソファン・チョは「清廉」な青年だし、全員それぞれの個性でキャラを消化していて、それがまた面白かった。
「イメージと違うんだよな」と「それもアリ」の差はどこにあるのか。
これに関しては全員アリだったので、俄然他のキャストでも見たくなっている。
9/9
チョとギョンシン以外は今期初めての顔ぶれ。
その中でもジンミョンは初めましてのチョン・ソアンさん。ほぼデビュー作なのか!なかなか熱演だった。
トリプルの他の2人(声量半端ない)に比べると小作りだが、逆にそのせいなのか怯えた感じ、苦しみがリアル。
いつもだったら死にかけてるのに長々と歌うな💢って少ししらけるシーン、哀れで泣けた。
ジチョルさんは〈〜ウィリアムたち〉のMr. Hとか〈女神様〉のヨンボムの方が似合うと思う。
ジェファン・ユンは窪んだ目に暗めのシャドーで病人みたい。それが狙いなのか?私の好み的にはもう少しふっくらしても。
こもった熱のように体内に怒りを秘めていて、だから新しい世界への憧憬も誰より熱い。
色々な面でユニーク。最後拷問された後遺症なのか、足を引きずって登場したかと思うと、突然スッと健康そうに姿勢が良くなってかつての友人達に向き合うから、このユンは最後に死ぬのかと思った。
あの世でみんなに再会したのっ?
皆が前世の怨讐を捨てて平和な友情だけが残った様子に一層泣ける…
と思っていたら、また体が不自由そうな現実に戻ってしまった。
サンヒョク・チョが2回目で、ここがカンチャンだったらかなり幸せだったのに残念。
とは言えサンヒョク君の歌声も迫力で、こんなに上手かったかと見直した。
去年も見たし、今年も2回見たテヒョン・ギョンシン。かなり初めの方から横目でチョを不快そうに見ていたり、ユンの優秀さが話題になると体がこわばったり、権力欲と劣等感がわかりやすかった。
再演で面白さに開眼した〈登登曲〉はこれにて終了
個人的お気に入りキャスト
ヨンウン:コ・サンホ
ユン:アン・ジファン ←1人勝ち
チョ:キム・ソファン ←皆それぞれ良かったけど
ジンミョン:決めがたし
ギョンシン:イム・テヒョン