ソウル到着日のソワレがちょっとした?事件で、着陸したらキャス変になっていた日。
出演者全員のポストカードは印刷し直しで開演時に間に合わず、幕間にMDショップで配布だった…。
新入ながら本日2回目のびょんふん君がピーター役を交代、同じく新人君ジェイスンは予定通りの初日。
あと、スウィングのパク・ドヨンがターニャを演じた。
彼らに罪はない!と思っても、交代の原因にゲンナリして、こちらのテンションが下がり気味になるのは致し方なく…。
…な感じで見始めたものの、
良かった やはりベアはベア!
開幕から既に3回目で、初日なのは新人君ことキム・スホだけのせいか?24年のスタート時よりも、「これぞベア!」感がある。
みんな一生懸命で、出だしの椅子のバン‼︎も、いつもの1.3倍くらい音が大きそうな気がする。
生徒たちも個性、表現豊かですぐに覚えられそう。
ジェイソンカッコ良くて、キンカとしての説得力はある。
演技が深いかと言ったら青さは感じるけど、スタートとしては、悪くないのでは?
Ever Afterでピーターの肩を興奮して揺すった後、ハッとして自分の両手を見て自分が信じられないような動揺の瞬間があって、愛と恐れの間で揺れる心を見た。
(〈モーリス〉のクライブを思い出してしまった。)
何にハッとしたかって、神父様が短髪でスッキリ爽やかに変身してたこと。新鮮
コンサートでとてもオシャレだったクレア/シスターのスジョンさん。
何が違うのかわからないけどSee Meの時、ピーターの話を聞いている演技がじわじわ迫ってきて、クレアって人の存在感が大きくなった。とても良い。
ナム・ガヒョンは元々勝ち組オーラが出てるからナディアよりアイビーの方が似合ってる気はしてた。演技はすごく上手かった。艶やかな花が咲き誇るような美貌🌸ってわけじゃないのが残念。(ごめんなさい🙏)
勝手ながらアイビーには同性に嫌われる感じのコケティッシュさが欲しい。
マットが絶妙にマットで、カッコ悪くないけど、真面目すぎてダサい。私の歴代マットの中でかなり上位。歌うまで演技が繊細。
ピーターもピーターだから(?)特に言うことなし。確かに優等生味がある。芯がある。だからジェイソンより1歩先に進めたのかな。揺らがないから、愛していても過去に戻れないんだ。
とは言え、ビョンフン君に期待しすぎたのか、意外に普通だった気もする。
実は最初、Epiphanyの
“제 탓이요 제 탓이요, 저의 큰 탓이옵니다.”(私のせい、私の罪です)という歌詞を聞いては
「ほんとに、誰のせいなんだよ」とか、雑念が湧いていたのだが、
いつの間にか没頭していて、カテコでピーターとジェイソンがぎゅっと手を握り直してたのを見ては、(勝手に) プレッシャーや熱い気持ちを想像して感動していた。
事件発覚後かなり投げ売りされていた席だが、後方やサイドはほとんど埋まっていて、逆にセンター前方に空席が目立っていた。愛が深ければ失望も深いってわけだ。
#베어더뮤지컬
— bare_the_musical (@musical_bare) 2025年6月5日
🪑세 번째 공연 단체사진 공개
성 세실리아 학교 셋째 날
단체사진을 공개합니다 🧸
𝟏𝟎𝐭𝐡 𝐚𝐧𝐧𝐢𝐯𝐞𝐫𝐬𝐚𝐫𝐲
𝐛𝐚𝐫𝐞 𝐭𝐡𝐞 𝐦𝐮𝐬𝐢𝐜𝐚𝐥🪑
2025.6.3 - 9.14#두산아트센터 #연강홀 pic.twitter.com/NsZQWliM2O
そりゃ本編は楽しみだけど、2021年も結構好きだったスンウ・ジェイスンも楽しみなのである。
見たらびっくり
経験者同士のペアに驚愕。
俳優の言うレイヤーってやつかな?
表現の深みが違う!
Ever Afterなんて2人ともが可哀想だし、Bareは号泣もの。
ユン・スンウ、歌は時々平凡ながら、一見カッコよくって実はチキンな演技が素晴らしい。
部屋を出る時、みんなの輪に入って行く時、ジェイスンが気合いを入れるみたいにフッと息を吐くので、日常生活が演技なのがよく分かる。
ピーターは大好き。オーディションを受けるピーターを2階から見る目が(♡♡)
バレること、自分の虚像が壊れることは恐怖で、でも喧嘩別れみたいに家に帰ってしまったピーターを思うと耐え難くて、どうしたらいいか分からない極限状態にアイビーが現れるものだから、溺れるジェイスンはアイビーの藁を掴んじゃった。
パーティでキスした時はこっそり口を拭ってたのに。
そもそも自我が引き裂かれて苦しんでるから、何事もなく大学進学しても相変わらずどっちつかずで、遅かれ早かれ彼には破滅しか無さそう。
スンウジェイスンの好きなところまとめ。
・気合いを入れる様子で、外ヅラを装着する瞬間を示してくれる。
・オーディション最後の合唱の “나를 모르잖아요~♪” で既に涙ぐんでいる。自分を偽って生きるのが辛いんだな。
・アイビーのキスを避けたかったのに、生徒たちの視線を意識した途端、諦めて受け入れる。(そして密かに口を拭う)
・とにかくピーターは大好き、でもイメージ崩壊は恐怖…が分かる表情。苦しくて泣き崩れる Ever Afterなんて彼だけでは?
・過激なナディアに実はビクついていて、兄とは言え同い年に過ぎない感じが良かった。(他のジェイスンたちは年上のお兄さんぽい。)
ギボム君は〈ワイルドグレイ〉同様、とんでもなく歌が上手い。
台本読み合わせを手伝うシーンで、ジェイスンに “해주세요“ と言わせるパターンは前シーズンと変わらずだったが、ここまで演技も上手かったかな?
ピーターの「助けようとしたんだ」が重く響いた。
「みんなに話したい」ってかすれ声で言うテンションとか、緩急が良い。
ギボム君今日は少し声が枯れていたのかも。エネルギッシュ過ぎる所がカバーできて逆に良かった?
誕生日パーティーでジェイスンがアイビーの方に行こうとするのを止める必死な表情とか、ひたむきなピーター。柔らかい髪の色が似合ってた。
多分ルドウィクぶりのジュホさん?(大昔)
冒頭の夢で牧師様がピーターに聖水振りかける様子が凄腕のエクソシストみたいに怖くて、ちょっと笑った。
ジェイスンの告白の内容に気づくと「やばい」となって、この場をやり過ごそうとマニュアル通りのアドバイス。それでいて、最後まで十字を切れずに苦しそう。
ピーターへ謝罪する時は眼鏡を外して真剣な様子。牧師様の人間的な葛藤が強調されたみたい。さすが重層的な演技。
舞台の椅子を片付けて準備完了。
「神様はクズは造らない」「あなたは違うだけ」と励ますシスターの肩にすがって泣くジェイスン/ピーター。身長差がありすぎて大変そうだった。
マチネに見た〈スワッグ〉宴会日が3時間(以上?)だったので、劇場到着が開始6分前!
ジノ君ピーター、ちっちゃくて可愛くて、爽やかで、真面目に一生懸命で、好感が持てる。
彼を見る私は卒業作品の舞台発表を見にきた保護者の気持ち←
まさか中高じゃなく、それなりに専門大学レベルの…
フォローになってないか。
深い感情表現にまで至らないながら、最後の方は気持ちが盛り上がってきていたので、今後に期待できる、かも。
スホ君はジェイスンとして恵まれた外見でキラキラしてるから、こちらもキュンとするんだけど、
経験者ジェイスンを見た後では、チラホラ不足してる部分に気づいてしまう。ジェイスンという人間の輪郭がぼやけてる感じ。
レジェンド的な経験をしてしまうと、自分の楽しめる範囲が減るから、良し悪しだと思ったりする。
前回もミンアイビーの声が雑念を起こさせず耳にスルスルと入ってくるなーとは思ったんだけど、今日も気持ちよかった。声良い歌うまい。
そんな彼女がジェイスンに。
バッグをバシッ!ピーター付きとばす!
네가 뭔데 내 탓을 해❗️(だっけ?)
迫力の歌声で、パワーボーカルの姉さんたちに続けるかも。今後どんな役をやっていくか楽しみ。
通りがかってアイビーを見つけたマットが「一緒に踊らない?」と声をかけると
ジェイスンがアイビーに見えないように
「やめとけ!怖いぞ!」な雰囲気で、必死に止めるのが面白すぎ
。オドオドするジェイスン、最高。
アイビー実に男らしかった!
Role Changeは見る価値あった。(「は」?)