〈イソップ物語〉2025観劇記録 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

4/20

再演の初回観劇。

少し演出が変わっていた。


冒頭のカーテンが無くなった。劇場の構造的に無理だったのかもしれない。改めて見ると、イエス3館は天井が低め。


初演は忠武アートセンターBlackだった。白カーテンの効果もそうだし、天井が高くて壁のない、空間が開けている円形劇場の利点なのかも。キラキラ透明感があって、美術的には初演の方が美しかった気がする。何気に音響も良い気がする。


ただし、テハンノとのアクセスが良くないと言う理由で初演を見なかった(見られなかった)オタクを散見したので、忠武のロケーションが残念。テハンノからバス1本で行ければ良いのにと思う。


もう一つの変更。


ペテゴレがティモスとアテネに売られて行く時、ディアナに「きっとティモスをここに帰らせるから心配するな」と約束するシーンが追加された。


「約束は大切なこと」

「カメは必ずそこへ行かなければならなかった」


そのポイントが一層はっきりしたと思う。


崖を這うように登って行ったペテゴレと、ひたすらサモス島を目指したティモス。単純なようで深い想いに感動する。


ところで、

ティモス役のイ・ソクチュンと演劇〈サウンド・インサイド〉で共演した女優さんが、2つ隣の席にいらっしゃった。「ジョンニョン」のお母さんとか、「おつかれさま」の現在のエスンとか演じてらっしゃるムン・ソリさん。


はらぼじのカツラが落ちたり、王様が登場すると「わっはっは」と快活な笑い声が聞こえてきた。涙を拭いているような様子も視界に入ってきて、大女優でも普通な感じなんだなーと好感。


この回、特に記憶に残ったのは台の上に立ったティモスが天を突くほど長身だったこと。笑い泣き

やっぱり3館は天井が低いのだ!




5/11

軽〜い気持ちで波に洗われるつもりが、開始前に客席に流れる “푸르고 푸르고 푸른 밤 (どこまでも青い夜)” の伴奏を聞いただけで泣きそうになっているので、またずっしり受け取ってしまいそう。


実に美しい。キラキラやしの木波


楽しくて美しくて切なくて幸せだ虹


なにしろ音楽が美しい。


初ウノティモス。ソフトで可愛くて誠実でとても良かった。


ダナエを演じる時のチャン・ミンジェが特に好きで、期待を裏切らない細やかな演技。この作品を愛しているに違いない。


ちょっと前ヘアースタイルが可愛くない、気に入らないと文句言った作品なんだっけ?…(検索中)…もしハピのクレアだった!


今日のキャストに限らず、全員がそれぞれの持ち味で魅力的なんだけど、幼いティモスの可愛らしさはソンピル君の勝ちかな爆笑。(クールなイケメン過ぎのテヒョン)



(実は数列前の女性の髪飾りがナルト🍥に見えて撮った写真。)




5/25

これでほぼオールキャストコンプ🩵。

ペテゴレだけヒョンフンさんonlyだった。


この作品は〈長い長い夜〉と比べるとどっちが心震えるか?


そう迷うほど素敵なお話キラキラ泣くうさぎ

(出演者もたまたま今日は2人被ってたりする)


ソンウティモスはホワンとした声ながら、何気に低音で男臭さがあったりして…やばいラブ


演技はダントツに上手い。


例えば、無人島を脱出してサモス島に着くまで、舞台の上では2~3歩に過ぎない。でもその間には彼が苦労を重ねてきた長い時間が省略されているのが分かる。一瞬で疲労困憊しているから。後輩たちもこれを見て学ぶと良いね。




最後に特典で楽譜を貰ったけど猫に小判、ブタに真珠。