2025 夏の作品 (4) | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

 

 

 

フリーダ 6/17〜9/7

@emk_musical

詳しくはラビブログ様で。お願い

 

 〈マタハリ〉〈笑う男〉〈エクスカリバー〉に続くEMKの創作ミュージカルで、初めての小劇場作品。

 初演は世宗のSシアター、再演はCOEXアティウムで上演されたが、今回はバリバリ大学路のユニプレックス1館での3演となる。

 〈リジー〉のようにマイクを持って歌うスタイル?

 

 

 

 

演劇 ベイコン 6/27〜9/7

(抜粋) 

演劇〈ベイコン〉はイギリスの最新話題作だ。

 

作品は感情を表現するのが苦手な二人の少年、マークとダレンの話を追う。転校生のマークは繊細で慎重だが、感情を表に出すことを恐れて身を隠し、ダレンは怒りと衝動で武装したまま乱暴な行動で自分を表わす。二人の少年は感情を表わす瞬間、弱者の烙印を押され、男性性を強要される少年たちの世界をそれぞれの方式で耐えている。まだ不完全な二人の少年は、友情と連帯、あるいは競争と共存などの名の下に包まれた世界で暴力的にお互いに近づき、押しのけ、どのように感情が抑圧され、関係が歪められるかを鋭く示している。

 

〈ベイコン〉の舞台は「シーソー」一つだけ置かれていてとても簡素だ。大きなシーソーは、マークとダレンの未熟な自我と感情など不安定さを示す構造物であり、学校をはじめ、少年たちがいるどこかの空間になったりもする。シーソーは、二人の異なる性格だけでなく、彼らが置かれている環境の不均衡を示すこともある。貧困と父親の虐待を日常のように向き合ってきたダレンと相対的に安定した環境の中で外見は子供になってしまったマークの危うい関係がただ個人の傾向から生じた問題だけではないことを喚起させる。二人の少年が手放せない関係は、単に思春期の彷徨を超えて生存のための試みのようなものだ。観客はこれに気づいた瞬間、簡単に彼らの行動を非難できない矛盾に直面することになる。シーソーの上で二人の人物の感情と権力は上下して傾く。少年たちが思いっきり表現できない感情とアイデンティティ、そして社会が規定した階級と理解されないという絶望感がシーソーの上に具現化され、シーソーは地味な社会の縮小版になる。

 

 

 

登登曲 6/24〜9/24

@ninestory9

「人が人ならざるものなのだよ」

 朝鮮時代の文臣であり、体制批判的思想家の鄭汝立(チョン・ヨリプ)の謀反事件をきっかけに、数多くの同人が犠牲になった「己丑士禍」以降、大同契の中心人物である吉三峰が生き返ったという噂が漢陽都城に広がる。 

 当時、漢陽都城で流行した遊び「ドゥンドゥンゴク:登等曲」を楽しんでいたソンビたちの集いである「ドゥンドゥン会」にもこの噂が広がり、己丑士禍に関連した者たちは不安に包まれる。 このため、ドゥンドゥン会の中でもお互いに対する嫉妬と裏切り、反目が表面化し始め、彼らはますます破滅に向かっていくことになる。

 緻密なストーリー、それぞれの欲望と背景を持ったキャラクターたちの完璧な組み合わせでお届けするミュージカル「ドゥンドゥンゴク:登等曲」は、この夏観客が待ち侘びた新しい創作ミュージカルになるだろう。

 


 以上 “K-Theater License” の作品概要の引用なのだが、「緻密なストーリー」?!

 前回の初演では、逆に「ストーリーの弱い歌謡ショー」という評判だったはず昇天

 

 それにもかかわらず人気だったのは、ショーとしてはレベルが高かったし、人気俳優の集客力のなせる技だったのではないかと踏んでいる。

 ただ、ストーリーの大幅な変更はあり得るかもしれない。(私的希望?)

 今回の再演は更に尻餅ついちゃうくらいパワーアップしたキャスティングなので、見ないわけには…。

 

 

 

 

バーンザウィッチ 7/8〜10/12

@nangman_b20

 

 2023年11月「ロマンバリケート作品朗読会-作曲熱戦シーズン1」で選抜された作品で、中世時代から今まで続いている魔女狩りという素材をブラックコメディ形式で解き明かす。

 大衆の関心と愛を受けるが、同時に彼らの攻撃を受けるトップスター「ラブ」役にホン・ジヒ、ハン・ジェアと共にガールグループ宇宙少女パク・スビンが出演する。

 長い魔女の人生にマンネリズムを感じるアウトサイダー魔女「ママ」役にはジョンヨン、ジョンインジ、ランヨンが一緒にする。

 ママの伴侶クモ「ブランク」と魅力的な配管工「ディラン」役はソン・ハングク、チョ・ヨンフィ、ホン・ソンウォンがキャスティングされた。

 ミュージカル〈海賊〉〈愛の不時着〉〈天使について〉などを率いたパク・ジヘ演出家が演出を担当した。シンガーソングライターでありバンドヒャンニのメンバーであるイ・ジヒャン作曲家は初のミュージカル挑戦に出る。ソン・ジェヒョン作家、ルーブ音楽監督、ホン・ユソン振付師も創作陣に合流した。