10/20
初日以来それしか無いかのように、クジラの話しか聞こえてこない〈ブチハナン〉だが、レオ君の出演作は見ることにしてるので来た。
レオ君、ちょっと抜けてる現実のヌリが可愛い。もはや歌唱力に何の不安も無し。ふわんとした声が気持ち良い。
イ・ジェリムちゃんも通る声で見事なパフォーマンス。
ただ…
現実と伝説の絡み具合が中途半端というか…どちらがポイントなのか、どこに行こうとしてるのか、なかなかピンとこなくて。
ビハインド映像で見たら衣装も小物もすごく細かく作り込まれていて、相当の誠意と労力が払われているのに、残念ながら現代のハムンの部下たちの衣装が好みではなかった。
メインキャラが一生懸命お着替えしてるのに、彼らの衣装が摩訶不思議な世界観で、現実世界と伝説世界がごっちゃになる感覚なってしまうのが惜しかった。
敢えてそういう演出にしている可能性はあるけれど、ストーリーが整理されていないように感じてしまった。
照明とか舞台技術は美しくて素晴らしかった。
いよいよクジラが姿を表した時はほおーっと感動した。でも思ったほどうねうね動くわけじゃなく、尻尾がパタパタするくらい?
なんだかんだ言っても、カテコでは皆さん起立拍手でヒューヒューしてるので、実は面白いのか…も…。
11/11
文句を言いつつも11月最後の観劇はコレ!
ノユン氏、イェジンちゃん、カンアジ…じゃなくてチャンニョル君、みんな好き。
ハムン役のキム・ドヒョンさんは〈ドラキュラ〉のレンフィールドの記憶が強烈で、別の役で見るのが楽しみだった。役の雰囲気がちょっと似ている感じがなくもないけど。
歌唱力的には120%で、ナンバーに酔いました。
相変わらず、伝説部分だけを「アスダル年代記」みたいなテイストでがっつり描いたら面白かったんじゃないかと思う。
とにかく現代部分のあらすじ(もしくは描き方)が弱すぎる気がする。
今回は2回席の正面で見た。カテコでクジラが登場すると、ちょうど鼻を突き合わせる感じ。目の前で向きを変えて、背中の模様まで全部見えるとさすがに迫力があって、下から白い腹部分を見上げるのとは全く違う感動だった。2階で見て良かった!