8/23
ウォングンさんにお似合いのコメディタッチに、クラッシック調から軽めのナンバーまで、美声が堪能できて大満足。
ダイスキス役には最近〈新人歌手チョ・ジョンソク〉に出演していたチョン・サンフンさん。おそらく「品位のある彼女」あたりで見た記憶があってドラマの俳優さんかと思っていたら、〈ラマンチャの男〉のサンチョ役などもなさってた。器用な感じで面白かった。
イ・ジスが上手いのは知っていたけど、彼女の歌唱力は半端ない!ファントムのクリスティーヌとか楽々できそう。
9/13
正直、最後に女2人が手を組む流れが趣味に合わないし、どの作品がお勧めか聞かれて〈ジェントルマンズガイド〉は見ている間は笑えるけど、余韻がないから勧めない…とか答えておきながら、前回のウォングンさんが良すぎて、2回目。
楽しい!舞台がとても豪華で楽しめる!リラックスして見るのに最適。
そして、生きる力のキム・ボムはコミナム3人分の威力❣️ミスシングルに「花よりイケメン」とイジられるし、お城の見学料、顔じゃダメ?って聞かれたガイド嬢、このレベルなら合格、となりかけちゃう。
歌は、ヘタじゃないけど(多分?)、ミュー俳じゃないから仕方ない。全く期待していなかったので、別に気にならなかった。私の期待値が「顔さえ見られれば」だったので。
最初は、情けないモンティだから歌が情けなくてお似合い…な感じで始まり、それなら立派になったら歌も立派に?とはならなかったけど、既に慣れた…とでも言おうか。
10年以上前、ドラマの「まだ結婚したい女」にミュージシャンのイケメン年下男として出演した時、すっかり気の抜けたサイダーみたいな歌いっぷりで、この人、歌の才能はゼロだね、と思った記憶があり、
それに比べれば少しは歌っぽくなっていたかも。そもそも歌える前提で見に行ってはいけないのである。(キムボム歌ネタ長い!)
キュヒョンさんは膝から下をギブスで固めたような様子で舞台に立たれているので、あんなに動いて大丈夫なのか少し心配になった。
5月にアキレス腱の手術を受けたそう。後から人に聞いたら、保護はしているけど、リハビリ的に動いた方が回復に良いのだそう。
以前はキュヒョン節と呼びたいようなクセが気になったのだが、それが感じられない。歌、上手くなった?
ウォングン/キュヒョンで見られる枠がなくはないので、もう1回行くか、どうするか?
10/18
ということで、追加した最後のジェントルマンズ・ガイド。 3回目。ある日見たらC列に1席戻りがあったので、迷わずポチ。
歌うま芸達者の集合で言うことなしの面白さ。シラノ系のアドリブが入った気がする。そう言えば、この2人は2019年のシラノとクリスティアン。
仲良さそうな2人の自然なアドリブが緩くて、ヘラヘラ笑いながら楽しい時間を過ごす。
レディダイスキス役のチャン・イェウォンさんは、〈マディソン郡の橋〉で「余命いくばくもないロバートに暖かい言葉をかける編集部職員役」の時から好きで、アンサンブル扱いのことも多いが個性的なバイプレーヤーだと思っている。大作に色々出てらっしゃる。
前シーズンではスケート中に氷が割れてお気の毒な愛人役がユン・ジインさん。歌唱力もあるし、演技もパンチが効いていて、メインキャストで十分やっていける実力の持ち主だと思っていたら、〈モーツァルト!〉の男爵夫人で堂々たる姿を見せてくれたのが嬉しかった。
この作品、分類するなら大劇場作品になるのだと思うが、実は全回とも金曜マチネの30%割引を利用している。
チケット代だけで言うと、1,2回目は2FのS席なので63,000w、3回目はVIPで105,000w、計231,000w。
定価なら合計330,000w。およそ100,000w安くなったが、小劇場に比べれば依然として2倍くらいの感覚である。
C列はOP席を含めて舞台から5列目。良く見えて楽しかったけれど、距離感はランボーの劇場であるYes24ステージの最後列(14列)くらいだった。
だからどうしても、内容も濃く実力もあり、距離も近く、価格も安い小劇場贔屓になってしまうのである。