6/7
「劇中の人物たちの行動が理解できない!」という声が巷に溢れていたが、
不思議なことに面白かった。
男女2人づつが4通りのカップルになって出会ったり、愛したり、略奪したり、浮気したり、別れたり、よりを戻したり、別れたり、
言葉が全部は分からないから、ほどほどマイルドに見えているかもしれないけど、
なんかおもしろい!!
18禁に相応しい生々しいラブシーンなどはなく、青少年に有害なのはどの部分なのか考えてみると、ネットのチャットでその日の相手を探したり、倫理観に反する思想がいけないのかも?
半分くらいしか読み取れないので把握できないけど、キーボードを叩くと壁に映し出されるチャットの文面がだいぶ生々しかった気もする。
6/30
ダン役のヒョンソク的解釈によると、人生に2度くらいは本当に愛する人に出会うことはあり得るので、ダンの場合はそれが同時期に起こっただけ、なのだそう。
だから二股じゃないと言いたいのか?
実際の人物たちの物語と思ってみると呆れ果てるので、色々な愛のかたちの見本市と思って見ている。
見た目シックな演劇を装ってるけど、そうか、これはコメディなのか!と思うと色々しっくりきて、「呆れ果てる」よりはやっぱり面白くて、失笑?苦笑?
夫:出張中浮気した
妻:なぜ言うの!
夫:隠し事をしたくないから
妻:どうしてよ?
夫:愛してるから
なら浮気するなよと笑える。
こんな調子なので、しばしば客席から笑いが起こる。
恋のライバルである女性2人が、男性の理解できない点について一緒にため息をつくようなシーンもあり、男女の根本的な違いも見えてくる。
誰かを愛する自分を愛してるだけ?みたいな何やら哲学的なニオイもする。台本が欲しい。
ダンのダブル2人が違う味わいで、その辺も凄く面白かった。色々な組み合わせで見てみたかった。
ソワレ前に何かもぐもぐ食べながら私の前を通り過ぎていったダンと、マジメな面持ちで話しかけていたアンナの後ろ姿。