〈ディア エヴァンハンセン〉観覧 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

1回目はこちら。


 

 

4/26


初回よりも理解が増して、より辛い。うちはエヴァンみたいに内気な子ばっかりだったので個人的な思い入れがある。


親だけど実はどうしたら良いか分からないという母親たちにも共感100%。まともな大人になれたのかも怪しいのに、親なら尚更だ。

 

ドラマで言うと「眩しくて」とか「私のおじさん」系の感動。悠々3日くらいは浸れるかも。


 考えてみると青いロッカー、舞台には出てこないな。 

(後日映像の奥の方にあるのを確認)



来月の金曜マチネもガンヒョン君。困った。それぞれの魅力で甲乙付け難いけど、ギュヒョン君もまた見たくなってしまった。


声の美しさはガンヒョン君だが、彼のキラキラを知っているのが仇になる。


ギュヒョン君の場合は彼のイメージが卓越した演技力を更に魅力的に見せる方向に働くのが有利。



スンウ君、歌も演技もよかった。本物のコナーの周りに陰が見えて、突然の自殺の知らせにも納得できる。

 

大舞台に映えるオーラが私には見えてしまい、大学路でも仕事続けてくださいね、と言いたい。

 

涙腺崩壊ポイントは、ハイディが息子の嘘を知ったとき一言も責めずに、こんなに辛かったと知らずにいてごめん、それじゃいけなかったのに、と謝るところ。(それまでも泣いてはいるけど、ここから号泣モードに突入)


そう言えば、現実否定気味で葬儀でも涙を見せなかったというコナー父が1幕最後に堰を切ったように泣き始め、コナー母が抱きしめる所も涙スイッチだった。


 

5/24


前回は2階から見たジソプさんの長身にびっくりした。そして身長のほとんどが足!

 

歌は凄いけど、3回目だから心が慣れちゃったのかな?という1幕。割と平静に受け止めながら話は進み…


1幕の最後、いつもながら、ぞあーっと両腕からこめかみまで鳥肌が立つ感じ。


2幕に入ってエヴァンとハイディが向き合うあたりから涙腺が…

 

「あの人たちは僕を治そうとしないで受け入れてくれた!」

生きてさえいればその他の事はたいした事じゃないと言ってたカウンセラーの言葉を思い出す。


エヴァンの気持ちもわかるし、自分亡き後まで困らないで生きて欲しいという親としてのハイディの気持ちも分かる!


“Good For You” は相変わらず絶品!

 

「トラックはもう来ない。ずっとそばにいる。」の会話も沁みるし、

「家はあまりに大きくて、私はあまりに小さい」と感じるハイディの心細さ。そんな小さな自分だけど絶対にこの子のそばにいる!この子を守る!と決心する母心。えーん

 

一緒に見た(オンマ世代)4人の結論。この作品で一番心に来るのはハイディだし、この役のソニョンさん最高!(後日、別のオンマ世代も絶賛してた)

 

音楽が良いのは勿論なんだけど、会話も沁みる。映画とは違い韓国版は独特らしいので、日本人観客がフルに味わうには日本で見るしかないのだろうか。ぜひやって欲しいものだ。



 

 

6/6

プレビューの様子見で2階から観たギュヒョン・エヴァン。ちゃんと観たくて追いチケ❗️今日はちゃんと前で見る。



ギュヒョン・エヴァンを見ていると、しきりにキム・スハを思い出す。


アイーダ。そこに俳優はいなくて、キャラクターとしての存在があるのみ。


エウリディケ。歌に聞こえなくて、語るような感情のうねりがあるだけ。


彼も同じだ。最高級の賛辞を贈りたい。


もう何も言えない。個人的にこの話に太刀打ちできずに結局涙でぐちゃぐちゃになって終わるだけ。