〈ドリームハイ〉観覧 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

ショーミュージカル〈ドリームハイ〉を見た。ダンスミュージカルとも書いてある。
 

ドラマの方は韓流にハマり始めたころに見た。それ以上広げはしないと目を背けていたK-popだったが確かに魅力があると悟ってしまった。OSTが大好きで、文法はおろかハングルさえマスターしていなかったのに、見よう見まねで歌詞を書き写したりした。文法を学び始めたのはその後だったが、わけもわからず馴染んでいた言い回しが解説に出てくると「なるほど~!」と謎が解けていくような気がして楽しかったものだ。

 

インターパークの口コミ評価では「お金を払ってこんなものを見せられるなんて!」という低評価が多かった。正直キャンセルしようか迷ったけど、気になっている俳優を見るために行こう!と決心。

 

結論は、とても楽しくて大満足だし、懐かしさの勝ち。ドラマOSTからはマイバレンタイン、ドリームハイ、ドリーミングくらい?とにかくイントロだけでも嬉しくてワクワク。

 

しかも私はプレビューで40%引きだったので、コスパ的にも満足。

 

出演のアイドル君たちを知らなくて、ありがたみが分からないけど、楽しくてずっとニコニコ見ていた。ニエル君だけは〈キングアーサー〉初演のランスロットだったので知っている。ジェイソン役が可愛かった!ニコニコ飛び出すハート

 

気になっていたのは、学生時代のヘミを演じたキム・テヒちゃん。DIMFのオーディションで天才少女の名を欲しいままにした彼女。実力を発揮できるほど分量は多くなかったけどキレよく踊っていた。

 

もう一人気になるのはサムドンの子供時代を演じたイ・シモク君。これまでの出演作は〈エリザベート〉〈マリー・アントワネット〉〈ルドウィク:ベートーベン・ザ・ピアノ〉〈モーツァルト〉〈笑う男〉〈ファントム〉など。一流中の一流子役なのである。

 

実は見ている時は彼だということを失念していて、ダンスうまい子供だなーと感心していた。あっという間にティーンエイジャーとなり、青年となり…。どんなふうに成長していくんだろうか。これまでとは違う作風の〈ドリームハイ〉に出演したのは発展計画の一端?などと、勝手な想像を膨らませた。

 

 

 

 

物語はドラマの10年後。耳鳴りの発作が起きて、グラミー賞の最終舞台で世界に醜態を晒してしまったサムドン。

 

挫折感に苛まれて母校に足を向ける。オヒョク先生に再会すると臨時講師を頼まれる。断ろうとするサムドンだったが学校を見て回るうちに、講師を引き受ける決心をする。ベクヒは母校の先生になっていた。ジングク、ジェイソンも講師を頼まれてやってくる。

 

コロナでチャンスを掴みにくい環境にあっても夢を追う後輩たちの姿にサムドンはヘミと励まし合った日々を思い出し、次第に初心を取り戻す。順風満帆に見えるジングクもまた人生の選択に向き合っていた。ジェイソンは…悩みなさそう(笑)。

 

校長が次期校長と目されるオヒョク先生を追い出すために陰謀を巡らせたりはするが、芯からの悪人ではなく結局はハッピーエンド。大したストーリーは無いけど、単に見て聞いてるだけで楽しい作品だった。

 

ヘミは子供時代と学生時代しか出てこない。彼女がいると人間関係が複雑になってテーマがぼけてしまうしね。最後の最後に、挫折してくよくよしているサムドンにカツを入れるために今向かっていると、ロンドンから手紙が届くのみ。

 

3人が受け持つダンスの歴史の授業でディスコダンスとかマイケルジャクソンとか延々と続く気がして、そこはちょっと短縮しても良さそうな気がする。

 

生徒たちが昔の人気スターをまるで知らなかったり、知っていても「親が良く聴いてた」と言い、彼らがまるでおやじ世代のように扱われるのは面白かった。

 

 

懐かし過ぎるので、一部だが、分割してまでカテコを置いておこう。

 

知っているはニエル君と、〈人間の法廷〉にも出ていたテヤン君だけ。一番左上の人って佐藤健君?(んなわけない)



BBCHホールのあるアックジョンから東大門まで帰りはバス。乗り換えなしだし、夜はスイスイだし、景色は良いし。江南からは敢えてバスで帰ることが多い。

聖水(ソンス)大橋を通過中。