この劇場は急傾斜で視野は良いから好きだけど、降りて行く時、特にK列の関所を超える時に転げ落ちたらと思うと怖いのである。
3月23日
今日は2回目でもあり初回でもあり。
(前回は時間を間違えて入れなかったばか)
ロビン、ルナの父娘とロボットのレオンの話。
この作品を良く知らなかった頃、ロボットの名前がロビンかと思い込んでたら、ロビンはパパでした。そりゃあタイトルロールはロビンですよ!っていう切ないお話。
私ってチョロい、ベタな話でもすぐ感動しちゃうんだよな、これとか〈アン〉とか…なんて考えながら見ていたら、隠されていた反転(秘密)で予想以上にズシンと来た。(ネタバレは控えます)
死んでいく自分のコピーロボットを残すのはルナを騙すわけだから、単に感動していて良いのか疑問も浮かんだけど、引き継がれて行くパパの愛に免じて受け入れる。ここまで切ないのに否定できない!泣ける!
ジョングさん良すぎる。
部屋に入ってこないで!私の物に触らないで!と父親を嫌うルナも、勿論素直になれないだけで心の奥底ではパパを愛していて、結局は心が通い合う様子も、近未来とか宇宙バンカーでの生活とか関係なく、泣ける。
感情は積み重なる記憶から生まれると考えるロビン。レオンは旧型ロボットだから繊細な感情は理解できない設定だけど、10年以上の年月を共に過ごした今は確かに感情を持っていると思う。真実を伝えるのを躊躇うのは繊細な感情じゃないかな。
「ルナを守ります。それが私の任務だから。」と口癖のように言っていたレオンが、最後に
「ルナを守ります。それが私の幸福だから。」と言う。
10年間、秘密を胸に父娘を見守ってきたレオンの気持ちに、泣ける。
3月24日
今日のロビンはジェウンさん。〈シラノ〉の時は特に感じなかったのに〈容疑者X〉の石神以来、若干萌え気味。対象が愛する女性でなく愛する娘に変わるものの、悲しみを隠した犠牲的な愛の表現が楽しみだった。
おとなしめの表現で、ジョングさんほど泣き虫じゃなかった。連続2日目なので衝撃も少ないし、こちらも控えめに泣きながら見ていた。(結局泣いてはいる。)
ところが、最後ロビンが静かに目を閉じてうつむいていくのを見たらダムが決壊して危うく号泣しそうになり、慌てて口を押さえて事なきを得た。
思春期の娘との不協和音に心を痛めながら全ての愛を注ぎ込む姿には勝てない。
4月8日
ナンバーをもう一度聞きたくなってしまい、予定には無かったけど頑張れば行かれるスケジュールだったので、頑張ってしまった。
涙でできるならPCR検査ができるくらい涙が出たんじゃなかろうか。
レオンのユン・ヒョンソンは「ファントムシンガー4」に出ていたのを見た。歌が上手いなーと思う。わざとらしくないけど微妙にロボットっぽいのも上手いと思う。
3月5日 (幻の1回目)
ロビーのモニターで見せてもらったけど、音がよく拾えてなくてイマイチ理解できず。
上演時間は良く確認しましょう。