〈ドギョム:アーサー王への軌跡 韓国ミュージカル『エクスカリバー』〉
延長になった最終日の最後の19時の回に滑り込みで見た。
何も写真が無いのでその前に食べたラーメン。お店でラーメンを食べるのは滅多に無い事。たまに食べるとうまい!映画館のビルだったので映画の購入確認メールを見せて味玉がサービス。
さて、改めて確認すると長〜い正式名のこのドキュメンタリー。感動した。
初演のドギョム君は初々しくてアーサーにオーバーラップして良かったけれど、パワー不足は否めなくて、いつだかマチネに行ったらガラガラで気の毒なほどだった。
そんなドギョム君がずっとレッスンを受け続けて、重圧の中で練習に汗を流して再演に取り組む姿に感動し、〈エクスカリバー〉の作品自体の感動も蘇ってきて…泣いた。
実は初演、再演のアーサー全員を私は見ている。
キム・ジュンス
カイ
ドギョム
ソ・ウングァン (BTOB)
イ・ジェファン(VIXX)
キム・ソンギュ (INFINITE)
再演は大邱の地方公演から見始めたので、後半から参加したジェファン君とソンギュ君は見られたが、本公演しか参加しなかった再演のドギョム君は見られなかったのである。
映像化するにあたっては音声も整えているんだろうとは思うが、とても安定した発声に深みを増した演技が相まって、実際の舞台を見られなかった事が悔やまれる。
もし3演が決まったら参加してくれないかな。もう3回目は無いかな。
ランスロットが死に、舞台に1人取り残されるアーサー。このドキュメンタリーではがらんどうの舞台の位置に、アーサーが愛する人々と何気なく過ごした過去の幸せだった瞬間が映し出される。
これはいけない。屈託なく幸せそうに笑う人たちとアーサー。でも今アーサーのそばには誰もいない。泣くしかない。
王になる意味を悟ったアーサーは真の王になることを決心する…みたいな字幕が出たと思う。人々の何気ない生活を守る、そんな王になることの重みが今回更にズッシリと感じ取れた。