8月12日
(あらすじ)
入隊したウソクは1980年のある日、敵が誰なのかも分からないままどこかに向かう。
そこはスパイが何も知らない市民や大学生を扇動して占領してしまったと言われている。
暴徒と命名された市民を誰でも捕まえて、殴って銃で撃たなければならない軍人たち。
ウソクはその中でどうすればいいのか分からない。その時、向かい側で市民軍として銃を手にした自分の親友テスと出会う。
自分の親友だと、スパイではないといくら叫んでも、人々は聞かなかった。
何も知らない人たちは新しい時代、世の中のすべての心配を忘れる楽しい時代が訪れるだろうと祝杯をあげる。
その中心にはヘリンの父親、地上最高のカジノランドを建設しようとするユン会長とテスを裏切った彼の友人ジョンドがいた。
とても有名なお話なので、一度くらい観てみようかと空いた枠で行ってみた。
観覧中はそれなりに面白かった記憶があるが、
一度しか観ていない + なんのメモも残していない = どんな話だっけ?
とても仲の良い同級生だったのに別々の道を歩むしかなかった3人が、数年後に再会しそれぞれの立場に縛られて願う通りに生きていけないと言うような話?
聞くところによると初演よりも恋愛要素がカットされだそうで、社会派寄りの、私にとっては萌えポイントの少ないドラマだった。
ヘナさん、ウォングンさん、歌うまに不足は無いのだけれど、これでテス役がウヒョクさんだったら分厚い歌唱力の3人でさぞや暑苦しかったことだろう。
幸い?テスのオン・ジュワンさんが涼やかなイケメンなので、辛く切ない彼の状況に心を痛め涙しながら観た。
ヒロインのヘリンはユリアの方がバランス良かったかもしれない。ヘナさん大学生はほんのちょ〜っとだけ苦しいかも。
ユルさんのチンピラ演技は演技に見えず、ユルさんがチンピラなんでしょ?としか思えなかった。テスを苦しめる憎らしい男だけど、チンピラとしてこの時代を生き抜くためにはそうするしかなかったのかも。衣食足りてないのに、礼節を求めるのは酷というもの。
新道林駅と新道林の街。