「太陽」「月」「空」の名を持つ3劇場を有するが、この日は「月」のタルオルム劇場。40%の割引目当てでのマチネは〈환상동화 幻想童話〉。
幻想/現実/非現実的な現実。
観劇後はそんな言葉がグルグル。
現実的な幻想も存在するかな?
前回は2020年の1月と2月に観劇。その時の「戦争」もジフ君。そのせいか、ついこの間見たような非現実感。そもそもソウルで観劇している事自体が幻想的だ。
強圧的なくせに情が無くもない戦争、そして愛と芸術の道化たち。 どんなメッセージなんだろうかと前回頭をひねったけれど、何も考えずに楽しめばいいのだと今日は思った。後に残った色々な感情をじっくり味わって。
初めてチャンヨン氏を見た〈メアリー・シェリー〉では、フィバイロンに押されて印象薄かったけど、〈レッドブック〉そしてこの〈幻想童話〉。いい人のキャラクターの方がずっと好き。似合うと思う。今日は結構泣き虫の芸術さんだったみたい。
愛の道化のジェユンさん。SF9の方なのか。アガシたちの中に男性は0.5%くらい?SF9についてはその名称しか知りません!身長が182センチだそうな。ジフ君とは4センチ差。前に見たソン・グァンイル氏は小ちゃくて可愛かった。
全体として普通に魅力ある役者さんだった。戦争相手に愛嬌を振りまいてお願いするシーン、ジフ君は客席に目配せしながら、多分他の人の2倍くらいやらせていたっぽい。芸術がアドリブで色々やらせるシーンでは多分持ち歌の振り付けを踊らせてた。大喝采だった。
フォトゾーンもアガシたちが列をなしているので上から適当にパチリ。
(やる気無さすぎ)
2016年に南山の城郭を見学するガイドツアーの途中で寄った時は工事中だった広場が完成していた。下の写真が当時のもの。地面が嵩上げされて、地下に練習室などが作られたらしい。地下鉄の入り口に似た階段が口を開けていた。
当時は「ウナギ」だったので、〈きみはペット〉のロケに使われたこの階段と入り口に心躍ったものだが…。
躍る心もロケ地も消滅してしまったという…。