演劇〈幻想童話〉観覧メモ | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

2021年12月24日
なんとなく行きにくい国立劇場。観劇では初めて。
 
ソウルタワーの東に位置している。東大門歴史文化公園駅からバスを利用したが、3号線東大入口駅や6号線ボティコゲ駅から徒歩20分弱。劇場を起点に逆ルートで検索すると徒歩16分になるという事は…坂の上にあるわけだ。(NAVER地図、賢いな。)
 
行きはバスが何路線かあるのだが多くが循環バスなので、帰りに戻ろうとすると一路線しかない。しかも人が一気に動くのでなかなか乗れない。冬の夜、バスを待つのはなかなか辛い。下り坂を歩いたほうがマシだろうか。

「太陽」「月」「空」の名を持つ3劇場を有するが、この日は「月」のタルオルム劇場。40%の割引目当てでのマチネは〈환상동화 幻想童話〉。

 

愛の道化:ジェユン
戦争の道化:チャン・ジフ
芸術の道化:アン・チャンヨン

幻想/現実/非現実的な現実。

観劇後はそんな言葉がグルグル。

現実的な幻想も存在するかな?

 

前回は2020年の1月と2月に観劇。その時の「戦争」もジフ君。そのせいか、ついこの間見たような非現実感。そもそもソウルで観劇している事自体が幻想的だ。

 

強圧的なくせに情が無くもない戦争、そして愛と芸術の道化たち。 どんなメッセージなんだろうかと前回頭をひねったけれど、何も考えずに楽しめばいいのだと今日は思った。後に残った色々な感情をじっくり味わって。

 

初めてチャンヨン氏を見た〈メアリー・シェリー〉では、フィバイロンに押されて印象薄かったけど、〈レッドブック〉そしてこの〈幻想童話〉。いい人のキャラクターの方がずっと好き。似合うと思う。今日は結構泣き虫の芸術さんだったみたい。

 

愛の道化のジェユンさん。SF9の方なのか。アガシたちの中に男性は0.5%くらい?SF9についてはその名称しか知りません!身長が182センチだそうな。ジフ君とは4センチ差。前に見たソン・グァンイル氏は小ちゃくて可愛かった。

 

全体として普通に魅力ある役者さんだった。戦争相手に愛嬌を振りまいてお願いするシーン、ジフ君は客席に目配せしながら、多分他の人の2倍くらいやらせていたっぽい。芸術がアドリブで色々やらせるシーンでは多分持ち歌の振り付けを踊らせてた。大喝采だった。

 

 

フォトゾーンもアガシたちが列をなしているので上から適当にパチリ。

(やる気無さすぎ)

 

 

2016年に南山の城郭を見学するガイドツアーの途中で寄った時は工事中だった広場が完成していた。下の写真が当時のもの。地面が嵩上げされて、地下に練習室などが作られたらしい。地下鉄の入り口に似た階段が口を開けていた。

当時は「ウナギ」だったので、〈きみはペット〉のロケに使われたこの階段と入り口に心躍ったものだが…。

躍る心もロケ地も消滅してしまったという…。