昨年5月の配信を見て魅力の虜になったが、第6回韓国ミュージカルアワーズにおける作品賞(400席未満)、音楽賞、脚本賞の3冠記念として、今年2月にも再配信された。
実際に見られることも感激だし、まずは劇場に足を運んで座席に座っていること、目の前に舞台があることだけで感激。
12月7日
おかしくて涙が出てお腹がよじれる。それで終わらないのが韓国モノ。ちょっとしんみりしてジーン。
とにかく〈スワッグ〉並みのエネルギーが伝わる舞台だった!
主役の2人以外は2~3役の早変わり。最初は同じ俳優だと気付かないほど見事な演じ分け。素晴らしい。
オキの成仏セレモニーで将軍が扇を落としてしまい、クスクス笑いが広がった客席だったが、成仏が失敗とわかった途端、将軍が大声で「俺のせいだー!」と床に手をついた。その瞬間、爆笑に包まれる客席。もちろん通常そんなセリフは無い。
転んでもタダでは起きないと言うか、その瞬発力と対応能力に脱帽である。そして俳優と観客の間にある種の連帯感が生まれて、とても良い体験として心に残る。
12月8日
今日はウッチン君でマチネ。配信の金子役でいたく感動したハン・ボラさん狙いでもある。
昨日は成仏セレモニーで将軍が扇を落としたが、今日は終盤で、4人の幽霊に乗り移られた吉田のカツラが熱演のあまり外れた!金子のリアクションもオナカイタイ。
多分毎回、何らかのハプニングやアドリブがありそうだ。その時にしか見られない魅力あるシーンに変化し、変化させるのだろう。ライブばんざい。
終盤、斎藤伯爵を避けてヘウンがドアの横に隠れるシーンがある。何を思ったかウッチン・ヘウンはライオンか狛犬?のように四つん這いになり、これ以上無理ってくらいにでーっかい口を開けてフリーズした。客席からは、大丈夫なのか??というくすくす笑い。
参考写真↓
これよりもっと全力で口を開けてた。頬骨が痛そう。きっと途中で表情変えるだろうと思ったら最後まで頑張っていた。ボラさんも凄く驚いてリアクションしたので、客席は大喜びだった。コメディセンスが
ちなみにテファ君はシンプルに「考える人」ポーズ。
12月29日
3度目のクロイ。警察役の野田が観覧前のアナウンスで「歓声は控えて」と。「でも笑い声は出ちゃうよね 」と許可頂いた。
テファ君のヘウンが気に入ったし、オキと金子も私的ベストチョイスなのでリピした。マチネでほぼぎっしりの客席。
ヨボショとドラキュラのテファ君しか見ていないが、こういうコメディもメリハリあって良き。イケメンを気取るところは本当にアイドル風に決まるので、キャップが更に可笑しい。軽い感じが合っているのかもしれない。
後半は幽霊たちが吉田に憑依して、オキの死の真相を探り、黒井邸の爆破計画が進むドタバタ騒動の中、意表を突く展開で次々と解決(成仏)していくストーリー。ようやくほぼ全体が理解できた。
そして例によって、フルバージョンを楽しみたい場合は、こちらへ→ INDEX
おまけ:マロニエ公園のクリスマスツリー
甚だしく季節外れ