多くの作品が軒並みマッコンを迎える2月27日は、LGアートセンターという劇場が幕を閉じる日でもある。
「今日LGアートセンターはヨクサムでの歴史を閉じます。2022年10月、マゴクで新しい姿でお目にかかります。これまでのご愛顧ありがとうございました。」
ソウル最後の〈ハデスタウン〉開始前のアナウンスに客席から暖かい拍手が起きていた。
ところで、〈ハデスタウン〉の魅力の一つは舞台の上の生バンド。
この日はバンド演奏が終わるまで、ほぼ全員と言って良いほど席に残って、最後は大きな拍手が鳴り止まずにハッピーな終わり方だった。
今回に限らず、この頃最後まで残る人が増えている気がする。👍
しばしば音響の素晴らしさが指摘されるこの劇場。今回の〈ハデスタウン〉もその恩恵を受けている。新劇場もそれを引き継いでくれることを祈る。
ロビー中央を埋めるているのはこの写真左上方向にあるキャストボードに向かって並ぶ人たちだ。ディズニーランドのように折り返しているが、時には3重に並ぶ時もある。
毎回延々と連なるこの行列、見るだけで萎える
ブルスクのようにわらわら撮影することは許されず、厳密に1組ずつなので時間がかかるったらない。
なので2階のメインキャストのみのボードを撮影することが多いのだが、それもこれが最後だ。
新劇場の建設地は9号線もしくは空港線のマゴクナル駅近く。マゴクナルは金浦空港から9号線で3つ目の駅である。空港に着いてすぐに行ける。嬉しいような悲しいような。
ソウル駅からは30分。高速ターミナルから特急で約40分。ソウル市内からはおよそ1時間弱と見れば良いかもしれない。遠い…。
忠武アートセンターも微妙な位置の中区庁と場所を交換する計画があるそう。今後どうなるのか…気がかりである。