〈ファントム〉に隠れているオペラ探し | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

ミュージカル、オペラ、バレエなど

多様なジャンルの芸術が込められた〈ファントム〉

その中でも

なんと5つの有名なオペラシーンが

隠れているんですが

どんな作品がどの場面に出てくるのか

それでは見てみましょうか?

 

最初のオペラは「女心の歌」という歌で

私たちに親しまれている

ヴェルディの「リゴレット」! 

団員それぞれがパリを歌う

「夜の準備」シーンに登場します

 

華やかで活気に満ちているように見えますが

貴族の横暴に立ち向かった宮廷芸人

リゴレットの計画が結局水の泡になるという

やや不当な結末のこのオペラは

当時の貴族社会に対する怒りを招いた批判的

抵抗的な作品です。

 

#カツラの中の虫
ファントムのレッスンシーンで

カルロッタが公演した作品は

ヴェルディの「アイーダ」です。 

戦争捕虜となったエチオピア王女アイーダと

エジプトの将軍ラダメスの

恋物語が描かれています。

 

「祝杯の歌」で有名な「ラ・トラビアータ」

社交界の中心であるビオレッタと

純粋な若い貴族アルフレッドの愛と誤解

悲劇的な結末が盛り込まれたこの作品は

ネズミの群れが台無しにした

カルロッタの2回目の公演舞台に登場します。

(日本では「椿姫」)

 

ワーグナーの連作音楽劇

「ニーベルングの指輪」の中で

一番よく知られているワルキューレは

人間の愛と神々の苦悩が込められた作品で

精霊ワルキューレの扮装をした

カルロッタを観ることができます。

 

クリスティンのデビューオペラは

ヘンリー・パーセルの『妖精の女王』

妖精のいたずらで恋に落ちた

2組のカップルの物語が盛り込まれた

セミオペラです。 

見慣れた素材のようですか?

 

『妖精女王』は

ウィリアム·シェイクスピアの戯曲

「真夏の夜の夢」に

ギリシャ神話が加えられた作品です。 

数多くの神様や妖精が登場し

舞台装置の華やかさが特徴です。

 

いかがでしたか?
一度は聞いたことのあるオペラ作品も
馴染みのない作品も 
あちこちに隠れている〈ファントム〉! 
ステージの上で見逃さずに ご確認ください。