魅力的なキャスティング〈グレート・コメット〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカル
自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中

元記事(7月13日)


ミュージカル〈グレート・コメット〉ホン・グァンホ、K.will、チョン・ウンジ、パク・カンヒョン出演…9月に開幕


ミュージカル〈グレート・コメット〉が来る9月の開幕に先立ってキャスティングを公開した。


〈グレート・コメット〉は現在、米国公演界で最も注目される作曲家兼劇作家であるデイブ・マロイがトルストイの傑作小説「戦争と平和」の一部ストーリーを基盤に、演出家レイチェル・チャフキンと作ったソングスルーミュージカルだ。

2020年ミュージカル〈グレート・コメット〉の始まりを告げる韓国初演キャストはホン・グァンホ、K.will、チョン・ウンジ、イ・ヘナ、イ・チュンジュ、パク・カンヒョン、コ・ウンソンなど、ミュージカル界トップクラスの俳優たちはもちろん歌謡界を掌握するスター俳優が出演する。今回のキャストとともに公開されたキャラクター写真は、2ヶ月後に19世紀ロシアのオペラ劇場として完璧に生まれ変わるユニバーサルアートセンターの客席を背景に、作品のキャラクターの魅力を引き立たせる姿を盛り込んだ。

多様な演出技法で物語に深みを持たせ洗練させるキム・ドンヨン演出家が参加し、オ・ピルヨン舞台デザイナーと共にユニバーサルアートセンターの内部全体を舞台と客席間の境界が曖昧な革新的な多次元的空間に様変りさせ、観客に強烈な体験を提供する。また、ポップ、エレクトロニック、クラシック、ロック、ヒップホップまで多彩なジャンルの音楽で構成された27曲のナンバーはキム・ムンジョン音楽監督と会って強烈で慌惚な時間を作り出す。とくに主人公ピエールを含め、多くの俳優たちが自ら楽器を演奏し、演技する姿を見るのは〈グレート・コメット〉が観客に伝えるもう一つの特別な経験であるはずだ。


アコーディオンとピアノを実際に演奏して劇の幕を開けて閉める人物、富裕な貴族だが社会では空回りしており、不幸な結婚生活と人生に対する深い懐疑の中で彷徨する男・ピエールは代替不可能な俳優ホン・グァンホと最高峰のミュージシャンK.willが務める。


鳥肌ものの歌唱力とドラマチックな演技を披露する代替不可能なミュージカル俳優ホン・グァンホがピエール役で〈グレート・コメット〉の舞台に上がる。〈ジキル&ハイド〉〈スウィニートッド〉〈オペラの幽霊〉など、有名な大型作品で主役を占め、名実共にキャスティング0順位の俳優として確固たる位置を保っている彼は、圧倒的な舞台の掌握力と爆発的な声量で常に完璧な舞台を披露する。今回の公演に参加するため既に6ヵ月間、アコーディオンとピアノの練習に没頭しており、来たる9月には驚くべき演奏実力を披露する予定だ。


信じて聞く名品ボーカル、K.willが2年ぶりに再びミュージカル舞台に帰還する。K.willは心の琴線に触れるようなボイスを持つ、音楽、放送、DJまで縦横無尽に活躍する大韓民国代表歌手だ。2016年に初めて挑戦したミュージカル〈ノートルダム・ド・パリ〉で主役のカジモドを演じ、DIMFアワーズ(大邱国際ミュージカルフェスティバル)で「今年の新人賞」を受賞し、ミュージカル俳優としても成功的に位置づけられた。音楽に対する高い理解度と繊細な表現力、また、楽器を上手に演奏しなければならないピエール役にK.willは最適のキャスティングだ。

戦争に出た婚約者を懐かしむ純粋で愛らしい二十歳の女性ナターシャ役には多芸多才なアーティスト、チョン・ウンジとイ・ヘナが担当して熱演する。


ソロ活動、グループ活動、演技者、DJとして多芸多才な姿を見せてきたチョン・ウンジがナターシャで演技変身に挑戦する。ドラマ〈応答せよ1997〉〈その冬、風が吹く〉映画〈0.0MHz〉ミュージカル〈リーガリー・ブロンド〉〈フルハウス〉などで自然な演技が好評だったチョン・ウンジの愛らしい女性への変身が期待を集めている。


ミュージカル〈モーツァルト! 〉〈ボディーガード〉〈ジキル&ハイド〉などの大作に相次いで出演し、ミュージカル新鋭から今や主役になった俳優イ・ヘナがナターシャ役に抜擢された。八色鳥のような魅力を持ったイ・ヘナは愛らしくて神秘的な魅力に独歩的な歌唱力を重ねて、彼女だけのナターシャを披露する予定だ。

享楽を追求し、拒むことのできない魅力を持った若い軍人としてナターシャを誘惑するアナトール役には、演技力と歌唱力で女心を掴んで離さない俳優イ・チュンジュ、パク・カンヒョン、コ・ウンソンがキャスティングされた。


ナターシャのいとこであり友達としても、いつもそばで彼女を守ろうと努力するソーニャ役はイ・ヒョウン、ピエールの妻であり、アナトールの姉、社交界の女王と呼ばれるエレン役は信じて見る俳優バン・ジネとホン・リュンヒがダブルキャスティングされた。厳格だが優しい貴婦人で、ナターシャの母でありピエールの長年の友人であるマリヤ役は線の太い演技で観客を虜にする俳優ジュアが担当する。


ボルコンスキー公爵の娘でアンドレイの妹マリー役にはニューヨークを基盤として活動するソプラノ歌手イ・ヨンジが韓国ミュージカルの舞台に初のデビューする。男らしい魅力を持ったアナトールの親しい友達で、エレンと不倫関係にあるドーロホフはチェ・ホジュンが今までとは違う魅力を繰り広げる。興があふれる三頭馬車の御者には豊かな声量と様々な楽器演奏能力を誇るキム・デホが熱演する予定であり、ナターシャの婚約者で戦争に出場中の軍人アンドレと彼の父親の気難しい性格の貴族ボルコンスキーは俳優カン・ジョンウが12役で演じ、堅実な演技を披露する。


〈グレート・コメット〉は今年の915日から1129日までユニバーサルアートセンターで公演される。



ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ


何なんでしょうか?この作品にしろ、他の作品にしろ、今年の下半期韓国ミュージカルはキャスティングにやたら力が入っているような気がする。


度々、あちこちから、これをなぜ、行けない今演る?といった声が聞こえてくる。


やっぱり〈モーツァルト!〉などは結構入っているとしても、全体的に見れば動員数は落ち込んでいるのだろうし。海外ファンがいないとなれば、国内の観客を更に呼び込まねばなりませんよね。


観劇を控えている人たちの腰を上げさせるために、これでもか!という演目を、これでどうだ!というキャスティングでぶつけてくる…。そんなことをふと考えたのでありました。


しかしこの作品、"舞台と客席間の境界が曖昧な革新的な多次元的空間" が売りのようです。舞台の上に客席があったり、客席の中に舞台が伸びていたり?大丈夫か?と私が心配する必要はないですね。実際はどんな舞台なのかまだ分からないし。


グァンホさんはもちろん気になります。11月29日まで。正直言うと11月最後の週末のアシアナ、キャンセル無料特典が6月いっぱいの購入分までだったので購入しましたが…今年はもう行ける気がしてません。多分観られないことでしょう。


K.willさんは写真で見ると随分可愛らしい感じです。グァンホさんとは一味違うピエールになりそう。


女たらしのアナトールはイケメン枠と言っていいですか?


多分ウンソンさんは観たことがないけど綺麗なお顔、チュンジュさんは「セクシー」って形容詞が前に付く人だから適役。(観たいショック)


ガンヒョン君は…イケメン?(とか言うと怒られそうだ。) 享楽を追求しナターシャを誘惑するキャラクター。今までとは違った役作りになりそうだし、またまた成長しちゃうのかもしれません。


ナターシャ役のヘナさんは〈ジキハイ〉のルーシー役で観ましたが上手でした。〈モーツァルト!〉のコンスタンツェは動画でしか観てないわけですが結構好きな歌い方です。


チョン・ウンジちゃんを初めて観たのはドラマ〈その冬、風が吹く〉。ユニークで面白い娘だなという印象で。挿入歌が素敵で検索したら彼女が歌っていて、そのうまさにビックリした思い出が。歌手だと知らなかったので余計だったのかも。


懐かしいその動画。