モーツアルトコンサート トークまとめ(2) | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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トークまとめ(1)は 右差しコチラ


何かをダウンロードしてインターパークTVだかなんだかをクリックすると、明日の何時まで観ることができます、みたいなことを始まる前に司会者が話していました。本番開始前のため油断していたので、良くわからない。ツイなどでどなたかが教えてくれると良いのですが。


では後半です。



司会:ではここで事前にいただいた質問をすることにしましょう。


キャラクターと自分自身の似ているところは?

ガンヒョンさん!


ガン:(即答で) ありません!いや、えーと。

自由を求めるところ、拘束されるのが嫌なところですね。


ヨンスク:自分自身が音楽であるところ。生まれ持ったその声!


ガン:なんでそんなこと言うんですか、黄金星様。


ヨンスク:声が本当にあなたは音楽よ。


司会:ではヨンスクさんに質問します。

1番やってみたい役は?


ヨンスク:私はシカネーダー!すごく楽しくできそうだから。♪拍手が欲しい〜♪ こんなふうに。


司会:お似合いですね。次の質問です。感情的、肉体的にどんなシーンで大変でしたか?シモク君?


シモク:僕は〜、すごく大変では無いですが、最後のシーンです。


ガン:最後に一緒に行くシーン?


監督:ネタバレになりそう。


司会:どんなシーンかは舞台で直接ご覧になってください。


監督:高度な演技力が要求されるシーンです。昨日も練習したし、これからもしなければなりません。シモク君には受け入れるのが難しいシーンかもしれないのに、すごくよくやっています。


アマデ役の子供たちの中で、シモク君が一番年上なんですよ。他の子の面倒をよく見ている姿がとてもかわいいです。


司会:頼もしいですね。次は、記憶に残る練習室のエピソードがありますか?


スミ:モーツアルトの姉として赤いコートという曲を一緒にやるんですけど、モーツアルト3人のキャラクターがあまりにも違うので。


「姉さん、姉さん、早く来て、大変だ!」って私を呼ぶんです。どうしたの?って行くと、いたずらをするんですが、そのいたずらがみんな違うんです。その時ごとにいつも違うんです。


この3人の茶目っ気がすごく可笑しくて、演技じゃなく「驚いたじゃないの!」ってセリフが自然に出てきます。


監督:姉を驚かせれば何をしてもいいって演出なんです。あの3人が競争するみたいにやってます。多分実際に見たら凄く楽しめると思いますよ。


スミ:ガンヒョンの場合は


ガン:あっ!ヌナ、ストップ。


司会:3回以上観てこそ、その面白さを確認できると言う事ですね。次の質問は、10周年のモーツアルトを絶対に見るべき理由は?


ソヒャン:面白みの無い答えかもしれないですけど、とにかく音楽が美しいです。それと今回は特に、舞台がすごく早く動きます。なかなか見られないメカニズムを見られる機会ですから、皆さん絶対に見なきゃいけません。


ホン:ものすごい舞台の変化があります。以前にご覧になった方も、もう一度見比べないといけません。


司会:どんな舞台なのかすごく気になりますが、実際にご覧にならないといけませんね。


監督:さて5曲目はモーツァルトの妻、コンスタンツェ役のソヒャンさんの番です。妻であると同時にモーツアルトのミューズでもあります。


司会:難しい役のようですが、演技の点で今回特に考えていることはありますか?


ソヒャン:今回3回目なんですが、前回までは指示された通りに演じていたとすれば、今回は幸いにもたくさん考える時間を与えられました。


コンスタンツェがモーツアルトに出会って恋に落ちるところから、彼の元を去るまで、その過程を短い瞬間のつながりでも見せられるように工夫したいし、孤独感を共有したいです。


この「芸術家の妻だから」を単に怒って歌う歌ではなく、芸術家の妻、天才の夫を見つめながら、見えてはいるのに手に入れられない、そんな寂しさを共感できたらと思います。


♪♪♪ 芸術家の妻だから 

(チョン・ソナ版とは別バージョンらしい)


司会:残るは最後の1曲となりました。


監督:お聞かせしたい曲がありすぎて、1時間では足りません。2時間必要です。それで最後の曲には新しいモーツアルト、ガンヒョンさんのナンバーをもう1曲選びました。


ガン:最後の曲は「なぜ愛してくれないの」です。父親のレオポルドに最後に会った後に歌う曲ですが、その後父さんにちょっと何かが起こるので。会えなくなる訳ですよ。


ザルツブルグからウィーンに来て皇帝の前で公演すると、皇帝が「ブラボー!モーツアルト!」と叫ぶ自慢できる状況なのに、父親は自慢どころか人として基本的に守るべき礼儀だとか、謙遜さを強要します。


ああ、これ以上父さんとは合わないんだな、僕がここまでしたのに。そして結局父親の意思ではなく、自分自身の道を行こうと決心する曲です。


司会:百聞は一見にしかずですよね。実際にお聞きになればわかると思いますが、私が先ほどリハーサルで聞いていたら、突然泣きそうになるほど感動してしまいました。


監督:実際に観客のみなさんが1番モーツアルトと共感する曲だと思います。私は1番近くで俳優たちを見ながら公演の指揮する指揮者として、ぽろぽろと涙を流すその瞬間までも伝達したいと思うほど、モーツアルトごとの感情表現が最高潮に達する、最高のナンバーではないかと思います。


少し短くしたコンサートバージョンですが、ガンヒョンさんが十分に表現してくださると信じています。


♪♪♪ どうして愛してくれないの


司会:実に感動的です!


監督:私が個人的に感動したのは。実は1番練習時間が長いのがガンヒョンさんで、新メンバーだからすることも多くて。約束していたことを全部今そのまましてくれました。私たちがこうしようと決めていた内容があるんですよ。それをとても良く表現してくれたので。


舞台に立って観客に向き合うと、また違うエネルギーが出てくるんです。それは合ってる間違ってると言う問題ではなくて、良いこともあるので。今は基本的なものにガンヒョンさんが忠実に歌ってくれたので。すごく難しい歌なのに。私たちすごくたくさん練習したんです。


ガン:ええ、頑張りました。そうです、監督が最後に正確に指示してくれたように表現しようとはしたんですが。


司会:ご覧なっている皆さんも、とても感動されたことでしょう。残念ながら最後の時間になりました。最後に全員の黄金星でお別れします。


♪♪♪黄金星