主に参考にしたのは
2幕はこちら のサイトです。
その他、映像中のセリフや自分の記憶など。
やり終わってみて作品に対するイメージがこんな風に育ちました…という話をしようと思ったのですが、リンクを貼るために上記のサイトにもう一度行ってみたら、「結婚式」から「Please don’t make me love you」までセリフがアップデートされていることを発見!
それに従って加筆中で「Undead One 不死のもの」まで終わりました。続きも、たまたま見たら変わってた!なんてことになると思いますのでご了解ください。
一応やり終わってはっきりしたのは、この作品は私好みの悲恋物語じゃん!ということ。「ファントム」「ノートルダム・ド・パリ」「マディソン郡の橋」などの仲間ですね。
そこには確かに運命的な愛があるんだけど、何らかの障害によってその愛は成就しないパターン。美しく悲しい…号泣
。

もう一つの「ドラキュラ」の方が好きかも、と前に言いました。あちらのドラキュラは善人だし、生まれ変わった妻には恋人もいない。夢に出てくる見知らぬ男性は誰だろうと不思議に思いながら暮らしていると、それがドラキュラだったわけで、ミナのようなジレンマは抱えていない。
それを思うと、こちらの「ドラキュラ」は登場人物を苦しめるストーリーだ。
次に加筆する「Please don’t make me love you」のセリフを読んで分かったんですが、ミナも空虚さを抱えて生きてきたなんてところ、観劇中に理解できればもっと物語を味わえたのにと悔しい気がします。(つまり、1回の観劇では理解できていなかった。)
あと数回は観てみたかった…と言い始めるとキリがないので、こうしてしゃぶり尽くしながら味わうのも悪くない。YouTubeと仲良く暮らします。
あ、それからこの機会に真面目に猛勉強してボキャブラリーをめちゃくちゃ増やしておくべきなのかもしれない
。

ところで、2016年のプレスコールに登場するパク・ウンソクさん。名前だけしか聞いたことがありませんでした。なかなか安定した良い声で一度観てみたかったドラキュラです。他の作品を調べたら大学路系が多いらしい。素顔はルパン3世みたい
。

ミナ役の女優さん、チョ・ジョンウンさんがハマり役だと聞くだけあって、ちょっと幻想的な雰囲気?が素敵。
今回、チョン・ソナさんも何曲か聴いてみたら、やっぱり上手い!「翼があったなら」なんかは早いし高いし難曲だと思うんですが、ソナさんはまだまだ余裕。表現したいことを表現しきれる演技力と歌唱力を感じる。
実際に観たのはイム・へヨンさん。演技プラン含めてどうも力任せな感じがしてしまう。キャラクターとして、ミナよりは「Daddy Long Legs」のチェルシャみたいに元気のある女の子の方が似合ってる気がする。
あと、曲を聴きながら思いました。ホン・グァンホさんがドラキュラ役に似合いそう!彼はカジモド役で証明してるように、切ない愛も大変素敵に演技します。そしてドラキュラのナンバーも彼の美声に合う気がする!多分実現はしないでしょうけど…。
グァンホ君に関しては冬の「ラマンチャの男」に出てくれることを祈るばかり。そう言えばセルバンテスがドンキホーテを演じながら歌っているうちに、本人が力を得ていって元の声に変わるところがあるんですが、お爺さんが青年になった
!という衝撃で鳥肌でした。ただ声が変わるのではなくて、取り戻した魂の輝きが声の変化を通して表現された、と言うか。

ジキハイでもこれでもかと魅せてくれましたけど、彼がFresh Bloodなんか歌ったら、とんでもないことになるに違いない!
おわり。