もはや鮮度はありませんが、書き始めたので完結させよう。
9月の秋夕(チュソク)を挟んだ11日から14日、ついにピーチでソウル行き
日本の用事に間に合うよう戻れて最大限観劇できる、一度挑戦してみたかった、安い、などの理由で決定。
羽田発1:55、仁川着4:25。
離陸は11日でも行動スタートは10日夜。長時間寝ないとダメなタイプなので、搭乗ゲートで少し眠れるんじゃないかと早めに空港へ。羽田がやけに新鮮に見えて無駄にドキドキする。
羽田に到着したのが23時過ぎ。カウンター前には長蛇の列。ビックリしたが、予定より早めの23:17にカウンターがオープンしたらどんどん処理されていく。
2次元コードでチェックインしろとメールが来ていたが何も見せずにパスポートチェックイン。普通の航空会社と全く同じだった。
無料手荷物は7㎏までだが、小さなバッグまで全ての合計なので注意が必要。私の場合キャリーは6.6㎏、バッグと合計で計8.4㎏だったので、預け荷物のオプションをつけて正解。
23:35 搭乗ゲート108A 到着
搭乗ゲートで仮眠でもするかと早めに行ってみたが、1本前の深夜便に乗る人たちもたくさんいて、ゆっくりできる雰囲気とは程遠い。家でゆっくりしてギリギリに到着した方がマシかもしれない。
座席は足元の広い非常口13列のスマートシートを指定。写真を撮っていたらCAさんが50㎝幅だと教えてくれた。通常の座席は25㎝とのこと。
通常のシート↓
スマートシート13列↓
スマートシートでも非常口以外は通常幅。同じく広い12列はリクライニング不可。
機内↓
オプション料金 (当日カウンターで追加すると高い)
片道 3,000円 (荷物1,900円、座席指定1,100円)
往復 6,000円を付帯して合計27,340円。
機内で食事するわけでもなく、モニターがあるわけでもなく、寝るだけなので、足の短い私に座席指定は不要だったかもしれない。
翌朝予定通り仁川に到着。シャトルトレインでターミナルまで移動。空いているので入国審査など時間はかからない。荷物を回収し、Wi-Fiを受け取る。空港鉄道に向かうと始発までの待ち時間は20分ほど。
普段Wi-Fiは羽田空港で受け渡しするが、今回は日付をまたいでしまうので仁川で受渡し。グローバルWi-Fiだが例の充電バッテリーを兼ねた重いものでなく、以前の軽量タイプを渡された。
心配だったのは体力的な面。観劇中舟を漕ぐ事態だけは避けたかったので、ソウルのホテルは前日から予約。昼間ベッドで熟睡できたから思っていたほどのダメージは無かった。
空港に向かってから到着するまで、眠くて辛いと言うよりは、体を伸ばして横になれない方が辛かったかもしれない。
帰路のフライトは、
仁川発 22:35、羽田着 0:55。
最終日はマチネを観てから余裕で帰れるのが得難い魅力。シャルロッテでジキハイを鑑賞。蚕室で休憩後、2号線でホンデ入口へ、空港線に乗換えて仁川空港へ。
午前中にホンデ入口のトラベルセンターに預けた荷物を乗換え時に回収。元々は空港へ配送を考えていたのに手配し忘れて余計な手間をかける羽目に。シャルロッテから仁川までキャリーを持って移動も可能だとは思う。
ソウル駅なりCOEXで事前搭乗手続ができることを考えると、大韓航空の2:00便の方が良い気もする。
仁川駅到着は19:32分。一番遠いシャルロッテから休憩を挟みつつ移動しても余裕の到着。フードコートで夕食を済ませてから出国手続きへ。
第1ターミナル利用だが、シャトルトレインで搭乗棟コンコースに移動しなければならないので、コンパクトな金浦感覚は捨てる必要あり。けれど時間的には余裕たっぷりだったので慌てる必要はなかった。
0:55に羽田着陸後は、予約してあったビーグル東京ホステルの迎えを待つ。バンに乗れば10分もかからない。10時のチェックアウトまで仮眠。徒歩数分の大鳥居駅から自宅へ。
航空券が安上がりなのは良かったが、楽しみが待っているソウルで1泊追加はまだしも、ただ帰るだけの後泊は余計な時間を費やした感じ。始発まで羽田で待機してもいいけれど、午後のためにコンディションを整えたかったのでベッドを確保した次第。
今回は4〜5日間だったが、1泊2日とかの短期決戦なら空港の駐車場に車を置いておけばすごく便利なような気がする。あまりにも駐車料金に経費をつぎ込むならまともな航空券を買った方がマシなので、あくまで短期利用で。
ここで1つ、滞在中のびっくりエピソードを。ホテルには7時に着いたが、ホテル前のお粥屋さんで朝食を食べることに。すると先客に素敵な大人の韓国人男性が一人。英語、日本語、韓国語のミックスで、彼の日本旅行や私のミュージカル話などしていたのだが、先に食べ終わって席を立った男性。私は私で食べ続けていると店の社長さんが私に向かって何か言っている。
「あの方がお客さんの分も払ってくれましたよ」
❗️
驚いてとっさに何語を使うべきか分からなくなり、ただ Thank you very much! と言うのが精一杯。センス無し。
するとその方は戸口から素敵に微笑んで
「楽しい旅行をしてください」だって❗️
若くはないけどアジョシでもない、水色のワイシャツをスマートに着こなしたシュッとした男性。恋の予感?顔忘れてしまったけど。
これは出発時のエピソード。
後ろの列に5〜6人の女子グループ。機体が動き始めると「楽しみすぎる!」とワクワク声が聞こえてきた。
食べたいものを次々にあげている。行ってる間はカロリー気にしない宣言。
滑走路までかなり移動するのだが、動いたらすぐに飛び立つものと思っていたらしい。
「これ何?何でこんなに走ってるの?」
「助走?」←面白すぎ
「飛ばないの?」
「これ飛ばないんだきっと。空港一周して終わり。」
「マジか!」
離陸が待ちきれない様子。
こちらは寝る気満々で枕とアイマスクを完全装着してるのに、後ろの会話が初々しすぎてニヤニヤを止められない。
いよいよ飛び立ち歓声が上がる。いつまで賑やかなんだろうと多少心配になってきたら、こちらが寝付く前にお嬢さんたち全員熟睡!若いって羨ましい。