もう、見たくても…見られなくなるわ
♪♪♪
最初は霧がかかるように
世界が霞んで見えた時
あの時 気がつくべきだった
暗闇が近づいてきていることを
後から知った事実
不治の病だと言う診断
その後 少しずつ感じている
視力を失い続けていること
心を慰めてくれる故郷に戻ったけれど
青い海も 赤い色の屋根も
慰めてくれることのできない 暗い夜がある
不安と苦痛が私を支配する 暗闇の夜
今は 完全に消えてしまった
左目の視力
親しみのない暗闇の中
家の中に自分を閉じ込める
♪♪♪
私これから暗闇に慣れる練習を
しなきゃいけなさそう
心配しないで
音はなるべく立てないように努力してみるから
20トゥリーくらいに 静かに