ユ・ジュンサン
西暦21年
로마 집정관 발레리우스 그라투스는
ローマ執政官 バレリウス・グラトゥースは
예루살렘에 로마 군대를 주둔시키기로 결정한다
エルサレムに
ローマ軍を駐留させることに決定する
헤롯왕과 귀족들은 이를 묵인하지만
ヘロデ王と貴族はこれを黙認するが
분노한 백성들은 곳곳에서 폭동을 일으켰다
怒った民衆は あちこちで暴動を起こした
聖書コーナー

メシア=ヘブライ語で「油そそがれた者」
公式に就任した支配者や、神聖なものとして献じられたものに「油をそそい」だ。(ギリシャ語ではキリスト)
メシアの到来を告げた預言者はモーセ、イザヤ、ミカ、ダニエルなど。実際ヘブライ語聖書には、メシアの背景、登場する時期、その活動、他の人からどのように扱われるか、神の取り決めにおける地位などに関する詳細を示す多くの預言が含まれている。
ベンハーの時代までに、人びとはそろそろメシアが到来するはずだと待ち焦がれていた。
「彼らはダビデの家の、約束された救出者を慕い求めていた。その救出者は、憎まれていた外国人強奪者のくびきから彼らを自由にし、不敬虔なローマの支配を終わらせ、ご自身の平和な統治を確立するはずであった」(ユダヤ百科事典)
ところがこれは誤った期待であり、イエスは弟子たちに自分のミッションを教える。「異国の人々に引き渡され…あざけられ、むち打たれ、杭に掛けられて死にます。そして3日目に生き返ります」「わたしの王国は地上のものではありません」
これらのミッションはアダムが反逆した直後に立てられた神の楽園復旧計画の一部だったが(創世記3:15)、とりあえず主人公はユダ・ベンハーなのでそちらの話を。彼も聖書に登場する。
「ガリラヤ人ユダが立ち上がり、人々を自分に付かせました。しかし、その男も死に、従っていた者たちも皆散り散りになりました。」(使徒5:37)
当時の歴史書『ユダヤ戦記』にはこんな記述も。「同郷の者たちを扇動して反乱を起こした。…」
とりあえず実在の人物であるであることは確か。