アンナ・カレーニナ トーク (動画) | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中。

4月15日 「アンナ・カレーニナ」
クラッシック・ソサエティー トークハイライト


[司会者チョ·スンヨンのスモールレクチャー]
[帝政ロシアの光と影]
[特別トーク]

出席: 演出家アリーナ・チェビク、俳優キム・ソヒョン、キム・ウヒョン、ミン・ウヒョク

[韓国で公演をする感想] (演出家)
私の意図とは異なるように観客の皆さんがご覧になる可能性もあると考えましたが、総じて私の意図していたように受け取ってくださったと思います。昨年の公演が成功し、今回再び公演をすることになりとてもありがたく嬉しく思います。

[出演の感想] 
(キム・ソヒョン/アンナ・カレーニナ役)
どの作品よりもキャラクターに納得がいかなくて最初は大変でした。演出家にお会いして、同じ女性として、子供を持つ母親として、結婚した人間として内面について語り合ってみて、一つ一つ見つけ出していく過程にあります。最善を尽くして残りの1ヵ月、準備していきます。

[アンナとしてペティの歌を聞いた感覚]
(アンナは) どこにも戻れない状況です。息子にも、家に帰って夫にも戻れないし、ブロンスキーにも近づいて行くことができない。自分自身さえも消えてそばには誰もいなくなった時に、唯一現れて自分に語りかけてくれる存在のように感じられました。そこで大きな慰めを得たのだと思います。それをどのように表現すればいいのか、まだよくわかりませんが、今日公演実況を見てその場面で凄く涙が出たんですね。その感情を心の中にしまうことのできた時間でした。

[ロシアミュージカルの作品の魅力]
(ミン・ウヒョク/アレクセイ・ブロンスキー役)
ロシアミュージカルは特異にも舞台が外へ抜けて行く空間がないそうです。 舞台演出を見ながら不思議でした。どうやったら舞台が (見える空間の) 中だけで成立するのか、数多くの場所と背景を表現することができるのか。それをLEDと映像を通じて実に多様に表現していて、すごく効果的だと感じられました。最も現代的なミュージカルではないかと思いました。

今日僕はアンナ・カレーニナの公演実況を見て、情緒的に容易に近づけるのは音楽の力ではないかと思いました。普通ミュージカルではクライマックスを「あーーー、パン!」と終わるナンバーが多いですけど、アンナ・カレーニナの特徴としてそういうナンバーがありません。それなのに初めからエンディングの最後まで、ドラマが途切れずにずっと流れていきます。音楽で。そういう点がかえってアンナ・カレーニナのドラマに集中しやすくしてくれているのではないかと、音楽の力がとても大きいと思いました。

[キャラクターの準備過程]
(キム・ウヒョン/アレクセイ・ブロンスキー役)
ブロンスキーという人物が持つキャラクター自体がとても情熱的で若く、覇気があり勇気があり、欠けるところのない人物です。負けることが嫌いで。

そんな人物がアンナという、叶わぬ愛に想いを託して挑戦するのですが。不倫ですよね、家庭を持つ女性と愛し合うのは。だけど自分のものにしたかったんです。なんと言うか…やり遂げてみたかったんです。そんな感情なんですけど、劇中どのようにブロンスキーを100%受け入れて消化するかについて悩んでいます。アンナがすべてを賭けるにふさわしい男になろうと努力中です。

[名セリフ]
「わたしの罪」という歌に出てくる「自分はこういう人間それが私の罪、自分が自分であるという事実が私の不幸」こういう歌詞があります。この歌詞が作品、ブロンスキーの人生、アンナの人生、その現実を短いけれど一言で表現し代弁してくれる歌詞のように聞こえました。一番記憶に残る歌詞でした。

[練習エピソード]
(ミン・ウヒョク)
一緒に出演することになったとき、(キム・ウヒョンから)僕に連絡が来ました。ブロンスキーについて気になることが多かったみたいです。「僕の考えではすごくうまくされると思うし、練習もあるからやりにくい事は無いだろう」と話しました。

スケート練習の最初の日、僕にはあはあ言いながら連絡が来ました。全身がバキバキだと言って。僕がスケート練習に参加したんですけど、すごく面白かったです。生まれたばかりのシカみたいに。キム・ウヒョンさんを見ると、強気でカリスマがあって本当にかっこいい俳優だ、僕もそうなりたい、と思ってたんです。だけど、スケートをする姿を見てイメージが壊れましたね。だんだん老けていくんですよ、顔が。(笑)

(キム・ウヒョン)
前作(マチルダ)で(リボン体操の)技術を磨くのにすごく苦労したんですよ。もう技術を磨くような事は無しにしたい考えが強かったです。ところが今回、初練習がスケート練習でした。スケートは初めてなんです。スキーはちょっとやりますけど。本当に苦労しました。

実際は劇の中でスケートに乗る場面はそう長くありませんが、上手に滑るために基礎訓練を絶えずやっています。恥ずかしくない程度には一生懸命練習して滑るつもりです。