HOPE ホープ 練習室最終日のインタビュー2 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
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(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。


 
〈チャン・ジフ〉(8:01)
Q: 練習最終日ですが感想はどうですか。
とても??、良い時間だったと思います。練習最終日ですけど劇場へ行ってしなければいけない事もまだ残っているので、がんばって開幕の日まで最善を尽くして準備します。
 
Q: 人間ではない本の役ですよね。
ええ、難しいですよ。難しいけどそれなりにキャラクターを打ち出して一生懸命やっています。期待できますよ。
 
Q: そうだね、ディティールが良くなったよね。この作品でまた一つのキャラクターを作り出したんじゃないですか?
そうなんです。毎作品を通じてギャップの出る姿をお見せしないといけないから、さらに頑張ります。
 
Q: 劇場に来られるお客さんに一言。
皆さん、ミュージカルホープ、作品以上の作品、皆さんに暖かい慰めとなる作品です。皆さんが寒い冬に凍った心、傷ついた心、孤独だった心、持ってきてください。私たちが慰めて差し上げます。劇場で会いましょう。
 
 
〈コ・フンジョン〉(9:06)
Q: 練習室最後の日です。テープもはがして。感想はどうですか?この作品。
テープを剥がしたので指先に怪我しました。でも皆が一つになってテープをはがしたから意味深くて。練習室最後の日にテープを剥がすのはちょっと儀式のようなものじゃないですか。だからいよいよ劇場に移るんですが、一生懸命練習した分、良質な創作ミュージカルホープになるよう…本当に1人も欠けることなく全員熱心に練習したんですよ。その結果を舞台の上で観客の皆さんに伝達できるように、公演中も最善を尽くします。皆さん、寒いから風邪に気をつけて、ホープたくさん見に来てください。
 
Q: 本の演技をするのは簡単ではないと思いますが。
ああ、そうですね。本だからといって、閉じたり開いたり、そういうことではなくて、なんと言いますか、ある意味ホープのもう一つの内面と言いましょうか。そういうことが込められた台本なので、ホープの心を理解してやらなければいけないと思いながら練習してきた気がします。そうは言ってもホープの心を哀れに思うキャラクターがKだと思うので、一面は切なくて暖かいながらも、凄く複雑な想いが交錯するキャラクターだと思うので、そんな事を共演の先輩達と一緒によく表現できるように努力します。
 
Q: 観客のみなさんに、こんな作品だからこんな気持ちでおいでください、というような事を。
ホープは実際のところ、ホープという女性の人生をなぞる作品ですが、見方によってはそれを私たちに投影できる作品だと思います。痛み、それを癒していく過程を客席で観客の皆さんも一緒に共有しながらご覧になれば、おそらく十分に作品に??できるのではないかという気がします。俳優たちが熱演しますので、それをご覧になれば、一緒に幸福に浸れると思います。
 
 
〈キム・スンテク〉(11:10)
Q: ついに練習室最後の日ですが、最終日の感想はどうですか?
したい練習は全部やって終われそうなので爽やかです。これから劇場に移って、新しいものを作り出すと思うと心が踊りますね。
 
Q: どんなキャラクターなのか少し…。
曖昧ですね。見る側の視線に応じてすごく違って見えるキャラクターだから。ご覧になる方がそれぞれ判断できる、立場によって、多角的な…演技しようと練習したんですけど、どうなるでしょうね。
 
Q: ホープをご覧になる観客の皆さんにこんな作品だと。
人間についての話ですよね。近頃よく思うんですが、私たちが普段誰かを知る前に聞いた話、誤解していた事が雪だるまみたいに固まって、誤って伝わった事や誤解で人に向かい合うことが多いと思うんです。
公演をご覧になって、皆が周囲の人たちの人生をもう少し省みることのできる契機になればいいなと思う作品です。
 
Q: お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
 
(続く)
 
撮影: ベルト役 ソン・ヨンジン
収録日: 2019.1.4