予約3年待ちの「食堂とだか」の新店「ここにもとだか」 | じきの食歴

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2024年4月26日に「旧ゆうぽうと」跡地にできた「五反田JPビルディング」内のフードホール「五反田食堂」にオープンした、予約3年待ちの「食堂とだか」の4店舗目「ここにもとだか」。
ビルの1階にあるフードコートの一番奥にある店で、壁等で仕切られてないオープンエリアとなっている。
こちらの店も予約開始と共に、すぐに予約可能枠が満席となってしまったが、GW中に貸切させていただくことができ訪問。
ちなみに、今回も食べている最中に多くの方が席が無いのかとか予約は取れないのかと店員を捕まえ訪ねていた。
そんな今回のお店の特色は、本店等は14000円からのコースとなっているが、こちらは原則アラカルトの店というもの。
とだかのコースだとお腹がはちきれそうになるほどのボリュームがあるため、訪問を戸惑っていた人も居たけど、こちらでは気になるメニューを時分の胃袋の容量にあわせピックアップしていただくことができる。
当然、とだか名物の数々の料理も取り揃えられており、その他にもこの店ならではの料理もある。
今回は、下記の料理を色々シェアしていただいたが、定番料理は本店同様の味だし、この店オリジナルの料理もまた新鮮で楽しむことができた。
ああ、こういう店に仕事帰りにぶらりと立ち寄れるといいのだが、上に書いたようにこちらの予約争奪戦を勝ち取るのもなかなか難しい。
でも、どうしてもという場合は、予約客が1時間とかで早く出た場合、次の予約客が来るまでの間なら席を用意してくれるとのこと。
店の前で客が出るのを待ってるわけにもいかないが、ここはフードコート。
ここにもとだかの席が見える所にも色々な店がある。
和食の志野や洋食のアカシア、肉バルのビーフキッチンスタンド等で酒とつまみをいただきながら、虎視眈々と席が空くのを狙ってみてもいいかもしれない。
もちろん、席が空かず次の予約客が来てしまうかもしれないが、その場合はフードコート内にある他の店を堪能するのもまた一興である。


・ウニオンザ煮玉子いくら乗せ
食堂とだかの名刺的な一品。当然本店そのものの味

・数の子いぶりがっこのポテサラ
数の子の食感が心地よい

・胡麻豆腐とトマトの揚げ出し
食堂とだかでも季節によって出されているもの。トマトのうまみ成分による出汁がじんわりくる

・ザーサイのペペロンチーノ
最近はあまり出てこないが、こちらも食堂とだか初期の頃から出ていた料理

・牛もつの茶碗蒸し
茶碗蒸しの出汁と噛むと滲みだしてくるもつの甘味がマッチする

・トダチキ 辛
たっぷりの唐辛子と炒められた手羽元。辛いがクセになる

・出汁巻きたまご
たっぷりと出汁をふくんだフワフワのたまご

・桜マスのフライ 実山椒タルタル
この実山椒タルタルだけで酒がすすんでしまう

・枝豆とブルーチーズ白和え
ナビスコのプレミアムクラッカーが添えられているのだが、つい追いクラッカーを貰いたくなる

・肉豆腐とごはん
味噌を使ったデミグラスソース風の肉豆腐。これがまたごはんとあう

・実山椒ミートソースパスタ
こちらの店舗オリジナル。ピリ辛で和を感じる

・とばプリン
「とば」はこちらの店舗の店主の名前が「鳥羽」さんとのことで、彼が作ったプリン。ちなみに隣に接する「おいしいパスタ」は、あの元sioの鳥羽シェフプロデュースの店だったりする

今回いただいたのは上記の料理だが、季節によって変わるものもあるそうで、できれば定期的に伺ってみたくなる。

 

 

ここにもとだか居酒屋 / 大崎広小路駅五反田駅大崎駅
夜総合点★★★★ 4.5