「食堂とだか」での三井の寿100周年記念酒「三井の寿 Rinascita」を飲む会 | じきの食歴

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2022年12月に創業100周年を迎えた福岡の銘酒「三井の寿」から100周年記念酒が発売されると、蔵元の井上さんの投稿で知り、こちらを飲みたいとリクエストしたところ快諾していただけ、では以前にも蔵元の会を開催した「食堂とだか」さんでやりましょうかということで、とんとん拍子で決まったこの会。

100周年を記念してリリースしたお酒は、「三井の寿 Rinascita」。
イタリア語で「復活」を意味するこちらのお酒、蔵元の説明によると「100年以上前に三井郡で栽培されていた幻の酒米「三井神力」を復活使用し、100年以上前に採取、頒布されましたが、永く眠っていた酵母「協会2号」で仕込み、100回目の造りで現代とは違う100年前の仕込み方で歴史深い味わいを醸し出しました。100年前の味わいを先入観無く感じて欲しい為、スペックは非公開ですが、純米大吟醸規格となります。長くも短くもある100年の時に思いを馳せつつお楽しみください。」というもので、販売価格は720mlで¥15,400(税込)
当日は、こちらのお酒を含め7種類のお酒を蔵元に用意していただき、通常の飲み放題に加えてこれらを堪能。
ちなみに料理は戸高さん曰く「本日のお酒にあわせて準備しました」とのこと。
ニヤニヤしながら言ってたのと、BGMに出てくる料理の素材に関したものを流していたりしたので、グレードアップはあったけど、ほぼ5月のメニューのままだったのろう(笑)
とまあ、いつものように戸高さんやスタッフさんもおつまみにしながら、とだかの美味しい料理を食べ、三井の寿の旨い酒を飲み、蔵元の井上さん直々にお酒の説明や楽しいトークを堪能。
なお、今回メインのお酒であるRinascitaは、しっかりした旨味がありながら、複雑にフルーツが組み合わさった味わいがする。100年前の味わいとして、もっとクラシカルなきもと作りのようなものをイメージしていたのだが、上品で綺麗な味わい。
井上さん曰く、半分が箱と瓶代等と言ってたが、この酒自体にこの値段の価値が見いだせるもの。
その他もどれも旨く、梅酒の「白い梅酒」も大人のカルピスのようで実に良かった。
なお、こちらのレビューを書いている5月22日はこちらのお酒から名前を取ったというスラムダンクに出てくる三井寿の誕生日であり、三井の寿+14大辛口を発売した日でもあるとのこと。
また、今日発表があったが、令和5酒造年度全国新酒鑑評会にも入賞されたとのこと。
井上さん、おめでとうございます!そしてまた、美味しいお酒お願いします♪